学情は12月5日、2024年卒の「内々定の獲得状況」に関する調査結果を発表した。調査は11月25~30日、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生399人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「現在までに内定(内々定)を獲得しましたか」と聞くと、「はい」(8.7%)、「いいえ」(91.3%)となった。

  • 現在までに内定(内々定)を獲得しましたか

文理別で見ると、文系の内々定率は「7.6%」、理系は「10.9%」と、理系が文系を上回る結果が見られた。

  • 文系学生の内々定率と理系学生の内々定率

次に、「現在、就職活動(就活の一環としてのインターンシップ参加を含む)をされていますか」と尋ねると、「就職活動をしている」(88.9%)、「まだ就職活動をしていない」(10.4%)、「内定を獲得し、就活を終了」(0.7%)だった。

  • 現在、就職活動(就活の一環としてのインターンシップ参加を含む)をされていますか

また、「現在まで、累計で何社、インターンシップに参加しましたか」と聞いてみると、「10社以上」(33.8%)が最も多く、反対に最も少ないのは「9社」(1.2%)となった。なお、平均は5.58社だった。

  • 現在まで、累計で何社、インターンシップに参加しましたか

そして、「内定(内々定)を得た企業の従業員規模」を聞いたところ、「5,000人以上」(40.0%)が最多に。次いで、「3,000~4,999人」(15.9%)、「1,000~2,999人」(11.7%)と続いており、規模の大きい企業ほど内々定が早く出ることが伺える。

  • 内定(内々定)を得た企業の従業員規模は