12月30日にTBSで生放送される『第64回輝く! 日本レコード大賞』(17:30~22:00)の総合司会に、安住紳一郎TBSアナウンサーと女優の有村架純が決定。このほど同局で2人が取材に応じ、意気込みを語った。
『日本レコード大賞』の総合司会に初挑戦する有村は、「すごく光栄に思いました。レコード大賞をひとつの目標として頑張られている方々がたくさんいらっしゃると思いますし、そういう場を共に過ごせることが幸せだなと思いました」とオファーを受けたときの心境を明かした。
安住アナは2012年から『日本レコード大賞』の総合司会を務めており、今年で11年目。他番組で共演経験のある有村とのタッグに、「有村さんと久しぶりにお会いしました。立派になられた有村さんと一緒にこういうステージに立てて父親のようにうれしい」と喜んだ。
有村は「安住さんの台本の枠から外れた姿を見てみたいなと。楽しみにしています」と安住アナの自由な司会ぶりに期待し、「アドリブの応用力をしっかりとそれまでに培って本番に挑みたいと思います」とコメント。「作品の中ですと、シーンの雰囲気や役者さんたちのテンションをくみ取って返したりできるんですけど、自分自身で立たせてもらったときにどう出るのかが未知です。なので緊張します」と笑った。
安住アナは「有村さんは脈拍数を上げずに長生きしたいと考えている人なので、あまり興奮する感じを見せないところがあるんですけど、内面持っているものはユーモアたっぷりな方で、きちんと場を設定するとものすごく面白い方だと、番組何回か経験して知っているので、今回トライしたいなと思っています。有村架純さんの脈拍を上げることが今回メインテーマです」と話して笑い誘った。
そして、安住アナは「性格的に人の発言を遮って自分でしゃべるとか有村さんやらないから、今スパルタで、私がしゃべっていても私の発言を遮りながら自分がしゃべり出すって練習していますから。今その一端をお見せします」と切り出し、「何でもいいんで私に質問ください」と進行を務めた宣伝担当者にリクエスト。「安住アナ、『レコード大賞』の思い出は?」という質問に安住アナが答えようとしたところで、有村が「レコード大賞は……」と割って入り、報道陣を笑わせた。
また、同番組をやり終えたあとの自分へのご褒美を聞かれると、安住アナは「放送が終わって赤坂の韓国料理屋さんで生ビールを一杯いただくというのが通例になっているんですけど、昨年と一昨年はコロナで行けなかったので、今年は3年ぶりに行けるのかなと、スタッフの顔色をうかがっています」と回答。有村も「そうなったら一緒においしい一杯を飲みたいですね。もし叶うならば」と期待した。
最後に、安住アナは「熱気あふれるステージ、そして今年は久しぶりに観客の皆さんにも来ていただいて、その熱を余すところなく全国の皆さんに見ていただこうと思っています。どうぞご期待ください」とメッセージ。有村も「当日はアーティストの方、会場にいらっしゃるお客様、そして見てくださる方と同じ熱量で、私も舞台上に立たせていただければなと思います。楽しみたいと思います」と意気込んだ。
そして安住アナが「アーティストの皆さん、会場の熱に負けないように、私たちも当日の朝は同じものを食べて乗り切ろうと約束しました」と言うと、「朝食べるものは、めんたいこのおにぎりです!」と2人で声をそろえ、笑いを誘っていた。
なお、大賞候補となる「優秀作品賞」には、純烈の「君を奪い去りたい」、NiziUの「CLAP CLAP」、wacciの「恋だろ」、氷川きよしの「甲州路」、Adoの「新時代」、Da-iCEの「スターマイン」、Mrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」、マカロニえんぴつの「なんでもないよ、」、BE:FIRSTの「Bye-Good-Bye」、SEKAI NO OWARIの「Habit」の10曲が選出されている。