俳優の野村宏伸が、3日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜21:00~)に出演する。

  • 野村宏伸=BS日テレ提供

東京・板橋区に生まれた野村。父は工場の経営者で、「常にありました。2台、普通に車が」と、幼いころからクルマになじみの深い生活を送っていたという。時おりしもスーパーカーブームで、「街にたまにポルシェなんか走っていると、追いかけましたもんね」と懐かしむ。

少年時代は不自由なく暮らしていたが、野村が高校1年の時に父の工場が倒産。そんな中、18歳で免許を取らせてくれた父への思いを打ち明ける。晴れてドライバーの仲間入りを果たすと、免許取り消しになった先輩のクルマを借りてドライブの日々。懐かしい初の“仮愛車”が登場すると、40年ぶりにハンドルを握りながら、当時の恋人との定番デートを振り返る。

芸能界入りのきっかけは、妹が見つけてきたオーディションの募集告知。映画制作に強い魅力を感じた野村だが、現場で会った今は亡き名優・松田優作さんからの金言を打ち明ける。さらに、田村正和さんとの印象的すぎるエピソードも。初主演映画の現場では、監督にカミナリを落とされ、全出演者、スタッフに迷惑を掛けた苦い思い出も振り返る。

クルマ好きらしく、その愛車遍歴は20代から派手なものだった。憧れだったあのスポーツカーも、若くして手に。田原俊彦に憧れて購入したクルマも。誰もがうらやむ外国車が並んだと思えば、急に国産車に戻ることもあった。どうやら、紆余曲折あった実生活とも関係があるようで…。オーディションの賞金でゲットした愛車とある日、突然の別れが訪れる。

野村といえば、ドラマ『びんびん』シリーズ。田原演じる、我が道を行く主人公の後ろを、「センパ~イ!」と困り顔で付いて回る、おどおどした後輩役がハマり役だった。しかし、当時は役柄に大きな葛藤があったという。仕事のオファーが来なくなった時期もあり、アルバイトで食いつないだ秘話も赤裸々告白する。

6歳の愛娘のため、現在はクルマを手放しているという野村。しかし、またカーライフを再開させたいようで…。最後には現在の趣味にも使える未来の愛車候補が登場し、品定めを楽しむ。

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