俳優の柳葉敏郎、女優の石田ひかり、優香、野波麻帆、長濱ねるが、俳優の西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日系新ドラマ『警視庁アウトサイダー』(2023年1月スタート毎週木曜21:00～)に出演することが2日明らかになった。

  • 上段左から優香、柳葉敏郎、石田ひかり、下段左から野波麻帆、長濱ねる＝テレビ朝日提供

ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を映像化する同作は、西島が「見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児」、濱田岳が「一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔」、上白石萌歌が「安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央」というクセの強いキャラクターに扮する異色の刑事ドラマ。秘密を抱える3人が自らの思惑のために手を組み、互いを利用しながら難事件に挑む姿を描く。やがて過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へ――。

そんな同作で柳葉が演じるのは、英児の元上司で警視庁組織犯罪対策部警部の藤原要。普段は温厚なのにどこからか凄みがあふれ、やんちゃな暴力団員からも恐れられている。あるトラブルに巻き込まれ、辞職に追い込まれそうになった英児を所轄の刑事課への左遷でおさめてくれた大恩人だ。

石田は直央の母・水木真由を演じる。小さなことは気にしないまっすぐな性格で、直央とは“似たもの母娘”。気は強いけど頑張りすぎない、ちょっと脱力系の母に扮する。優香の役どころは、確かな腕を持つ鑑識のエキスパートだが、他人と必要以上の関わりを断つ、“陰キャ”な鑑識係・仁科素子。英児に弱みを握られているのか、いつも面倒事を持ち込まれてばかり。2人の間には何があったのか。

警務課事務職員・倉間彩子を演じるのが野波。彩子は刑事課の激務に疲弊する直央の“止まり木”的な存在でありながら、気になる英児の前では清々しいほどに直央たちを裏切って“いい子”になる憎めないオトナ女子だ。長濱は、署内一のウワサ好きといわれる警務課員・米光麻紀役を務める。裏表のない性格の直央と意気投合する役どころだが、プライベートでも親友同士の上白石と長濱による息の合ったガールズトークに注目だ。