琵琶湖汽船とびわ湖雪見船協議会はこのほど、大津港と長浜港を片道約2時間半で結ぶ冬季限定クルーズ「雪見船クルーズ」を企画。2023年1月28日より運航を開始する。

  • 琵琶湖の冬季限定クルーズ「雪見船クルーズ」から、比良山系とメグミ号(イメージ)

    琵琶湖の冬季限定クルーズ「雪見船クルーズ」から、比良山系とメグミ号(イメージ)

「雪見船クルーズ」は、びわ湖を南北に縦走する冬季限定のクルーズ。旅客定員200名の高速船「メグミ」で大津港を10時に出港し、冠雪した比良山系の雄大な風景や湖面をはばたく水鳥など、びわ湖の美しい冬景色を堪能しながら、12時20分頃に長浜港に到着する。

復路では、長浜港を14時に出港し、16時50分頃に大津港へ。往路・復路ともに事前予約がある場合には、におの浜観光港やおごと温泉港へも寄港するという。いずれも、観光ガイドが船窓から見える景色や観光情報などを案内してくれる。

  • 雪見船クルーズ(左)びわ湖の美しい冬景色(右)「雪見船特製オリジナル弁当」

また、予約時に希望すると、滋賀の恵みを取り入れた「雪見船特製オリジナル弁当」(お茶付で1,600円)を船内で味わうこともできるほか、乗船者特典として、切り絵作家早川鉄兵氏の作品をモチーフにしたオリジナルポストカードもプレゼントされる。

運航期間は、2023年1月28日~2月27日の土・日・月・祝日。事前予約制となっており、最少催行人員15名に満たない場合には運休となる。料金は、片道が大人3,500円/小人1,750円、往復の場合は大人5,000円/小人2,500円。

  • クルーズの片道利用+長浜観光がおすすめ!

    クルーズの片道利用+長浜観光がおすすめ!

長浜港からは、歴史と規模ともに日本一とも言われる「長浜盆梅展」や、北国街道沿いに続く古い町並みの一角にガラスショップやレストラン、カフェなどのお店が点在する「黒壁スクエア」へ徒歩で訪れることができるため、雪見船と長浜観光を組み合わせた旅行プランもおすすめだという。

2023年1月8日からは、秀吉が初めて城持ち大名となって開いた城下町「長浜」にて、規模・歴史ともに“日本一の盆梅展”として名高い「長浜盆梅展」が開催される。

開催期間は2023年1月8日~3月12日の9時~17時で、入館は16時半まで。会場は長浜港から徒歩約5分という場所にあり、1月28日~2月26日の土日祝には、夜間ライトアップが行われる。入館料は大人800円、小・中学生400円。

※価格は全て税込み。