アスマークは11月22日、「挙式費用に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は10月14日〜25日、一年以内の挙式検討者または過去3年以内の挙式経験者である一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の20代〜40代男女200人を対象に行われたもの。

  • 挙式費用のイメージ上限額

まず、挙式にはどれぐらいの金額がかかると思うか聞いたところ、約半数が200万円〜400万円未満で回答している。一人っ子では「200万円〜300万円未満」がボリュームゾーンであるのに対し、末子(兄・姉がいる)では「300万円〜400万円」となっている。

また、個人年収+パートナーの個人年収の合計別で見ると、「600〜800万円未満」の層で「100万円未満」の費用感が高くなる傾向が見られた。

挙式費用に対する資金源について尋ねると、自分の貯金からの捻出額は「50万円〜100万円未満」が最も多いが、あまり偏りがなく人それぞれで大きく異なることが伺える。

  • 挙式費用の資金源(自分の貯金)

パートナーの貯金からの捻出額も、自分の貯金同様に「50万円〜100万円未満」が最も多いが、あまり偏りがなく人それぞれで大きく異なっている。

  • 挙式費用の資金源(パートナーの貯金)

親からの援助金からの捻出額は、3人に1人が「なし」と回答。きょうだい構成別では、一人っ子が「30万円〜50万円未満」で他の層に比べ高い傾向が見られた。個人年収+パートナーの個人年収の合計別では、どの層も「なし」が最多となっている。

  • 挙式費用の資金源(親からの援助金)

実際に挙式にかかる費用と上限予算の差を埋めるために、挙式面で検討している事を尋ねてみた。すると、「見積項目を調整をする(お花・料理・ドレス・持込する等)」が最多で半数以上を占めた。

  • 【挙式面】予算調整項目

きょうだい構成別では、一人っ子が「ゲスト人数を調整する」傾向が低いのに対し、末子(兄・姉がいる)では他の層に比べ高くなっている。個人年収+パートナーの個人年収の合計別では、1,200万円以上の層で「ブライダルローンを使用する」が3割以上となった。

生活面で検討している事について尋ねてみると、全体では「生活費を抑える」が最多で約半数を占めた。

  • 【生活面】予算調整項目

きょうだい構成別では、末子(兄・姉がいる)で「副業をする(投資は含まない)」が他の層に比べ高く、約4割を占める。

個人年収+パートナーの個人年収の合計別では、600〜800万円未満の層で「特に何もしない」が高く4割以上に。「投資をする」「生活費以外の雑費・交際費などを抑える」は低い。1,200万円以上の層では、「何もしない」が顕著に低く、「生活費を抑える」以外の項目で高い傾向となった。