フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』では、なにわ男子の特集をきょう11日に放送する。
大橋和也が新型コロナ陽性となり、デビュー後初の全国ツアー『なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love』初日を予定していた東京公演が延期に。彼らの“ホームグラウンド”である大阪城ホールから公演がスタートすることになった。
大橋が不在の中、メンバー6人でライブの準備を進めていく。藤原丈一郎は、Lil かんさい(関西ジャニーズJr.)のメンバーを巻き込んでコンサート映像を制作。あるアイデアを思いついた藤原が「どなたか詳しい方いらっしゃいませんか?」と周囲に協力を求める場面も。
一同がせわしなく動く中、「ちょっとやっていきましょうよ」と振付師を呼び止めたのは高橋恭平。ダンスの精度をより上げていくため、高橋は積極的に個人レッスンを受ける。
一方で、大西流星はキーボードを、道枝駿佑はギターを弾いて、ライブで生演奏する予定のセッションを練習。“ほぼ初心者”の大西にとっては、大きな挑戦となる。生演奏披露は大西本人の希望だというが、当初は楽譜も読めない状態。「やば、毎日弾かないと」と熱心に取り組んでいく。
長尾謙杜が担当したステージ衣装も完成。実際に着てみた道枝は「最高です。“ジャニーズ”ですよ!」と大喜びだ。メンバーからの高評価が集まる中、長尾はさらにシルエットに改良を。「丈くんのズボンの裾、もうちょい上げられます?」など、入念に調整を繰り返す。
公演5日前。今回のツアーの演出を務める西畑大吾は、ギリギリまでステージの構成を模索。「『Good Day!!』をさっきの終わらせ方にして、『月火水木君曜日』を長いバージョンに…」と、音源を聞きながら黙々と考え続ける。
公演前日、大橋がコロナ療養から復帰した。久しぶりに全員そろったところで振り付けの確認が始まるが、その変更点の多さに「全部違うやん。マジか!?」と焦る大橋。しかし、練習を離れていた間にメンバーへの思いがより強くなったといい、その心境を語っていく。
そして始まった前日リハーサル。大西と道枝がセッションする場面がきたが、大西が演奏につまずいてしまう事態に。これまで日々練習を重ねてきたものの、「盛大にやらかした!」「めっちゃ怖くなってきた…」と落ち込む大西の姿が。本番まであと1日、果たして…。
ついに迎えた、公演初日の朝7時半。藤原は、制作を手掛けたメンバー紹介映像にひとつ修正を入れていた。「こんなにギリギリまで直すんですね」と驚く取材スタッフに、彼が返した言葉とは。
いよいよ、全国ツアーが開幕する。バックヤードに集まったなにわ男子は円陣を組み、気合十分。「もう、どうなることやら…。楽しむだけですよね!」と言ってステージへ向かっていく大橋。
なにわ男子が“デビュー1年目のエンタテインメント”に懸けた思いは、ファンへ届くのか…。
(C)フジテレビ