ビースタイル ホールディングスが運営する調査機関『しゅふJOB総研』は11月7日、「男性育休と就活」に関する調査の結果を発表した。同調査は9月16日~23日、仕事と家庭の両立を希望する既婚女性500名を対象にインターネットで実施した。

  • 就職活動する時、男性が育休取得しやすい会社を希望しますか

就職活動する時、男性が育休取得しやすい会社を希望するか尋ねたところ、76.6%が「大いに希望する」「どちらかといえば希望する」と答えた。

子どもの数別に比較すると、子どもの数が多くなるにつれ「大いに希望する」の回答が増えている(子ども1人20.5%、子ども2人25.0%)。

  • 就職活動する時、男性が育休取得しやすい会社を希望しますか(子どもの数別)

「希望する」と回答した人の意見としては、「少子化打破するためにも男性も育児に参加するのが当たり前の世の中にしなければいけないので」「キャリアプランを立てる上で知っておくべき情報」「男性の育休取得の仕組みが進んでいない会社は応募が減ると思う」「女性が育児休暇を取れるなら男性も同じように取るべき」などだった。

「希望しない」と回答した人の意見は、「男性も育休を取れるのは良いがその間の補充が必要」「制度があっても小さな企業では取得が難しいのではないか」「男性は出産するわけではないので、育休とって役にたつとは、全く思わない」「男性の休暇ではない事などをまずは色んなところで教育し直していかなければいけない」といったものだった。

就職活動する学生に、男性が育休取得しやすい会社を勧めるか聞くと、86.0%が「大いに勧める」「どちらかといえば勧める」と答えた。

  • 就職活動する学生に、男性が育休取得しやすい会社を勧めますか