ソニー生命保険は11月1日、「女性の活躍に関する意識調査2022」の結果を発表した。同調査は9月22日~26日、全国の20歳~69歳の有職女性675名を対象に、インターネットで実施した。
本当は専業主婦になりたいか聞いたところ、33.0%は「そう思う(計)」、40.6%は「そう思わない(計)」と答えた。
年代別にみると、20代では「そう思う(計)」(43.2%)が、「そう思わない(計)」(33.3%)を上回っている。「そう思う(計)」の割合は、30代33.3%、40代30.3%、50代28.7%、60代24.1%と、年代が上がるほど低くなる傾向がみられた。
子どもの有無別にみると、「そう思う(計)」の割合は、子どもがいない人は35.2%、子どもがいる人は30.6%で子どもがいない人の方が4.6ポイント高かった。
有職女性の生活や仕事に関する意識について、過去の調査結果と比較した。「今後、バリバリとキャリアを積んでいきたい」では、「そう思う(計)」の割合は、2019年と比べると、2022年は8ポイント近く減っている(2019年43.3%→2020年34.2%→2022年35.0%)
「管理職への打診があれば、受けてみたい」では、「そう思う(計)」の割合は、2019年31.0%→2020年18.7%→2022年20.9%で、2022年はいずれも2019年から大幅に下降した2020年調査の水準のまま、ほぼ横ばいで推移した。