JR東日本は1日、音楽館と連携し、PCゲーム用プラットフォーム「Steam(スチーム)」で9月20日に早期アクセス版を配信していた「JR東日本トレインシミュレータ(JR EAST Train Simulator)」について、11月15日から世界に向けて本格配信を開始すると発表した。
-
「JR東日本トレインシミュレータ」東海道線(E233系)画像イメージ
「JR東日本トレインシミュレータ」は、運転士が実際に使用する訓練用シミュレータを一部加工し、家庭用に配信。JR東日本の実際の車両を用いて収録した高精細の映像と走行音により、リアルな運転操作を体験できる。
本格配信の第1弾では、短距離の運転を楽しめる基本パックとして、「東海道線」(下り : 東京～品川間・E233系3000番代)、「中央線快速電車」(上り : 高尾～八王子間・E233系0番代)、「大糸線」(下り : 松本～梓橋間・211系)の3路線を配信。より長距離の区間の運転を楽しめるダウンロードコンテンツ(DLC)として、「東海道線」(下り : 東京～熱海間)、「中央線快速電車」(上り : 高尾～東京間)、「大糸線」(下り : 松本～南小谷間)を配信する。すでに早期アクセス版を購入している場合、基本パックの配信開始以降は無料アップデートにより、基本パックを楽しめるとのこと。
-
「JR東日本トレインシミュレータ」中央線快速(E233系)画像イメージ
-
「JR東日本トレインシミュレータ」大糸線(211系)画像イメージ
基本パック(3路線セット)は2,980円、DLCの「東海道線」は3,980円、「中央線快速電車」「大糸線」は2,980円で販売。なお、基本パックの配信開始にともない、すでにダウンロードしているものも含め、早期アクセス版(京浜東北線・八高線)は終了となる。
