三菱一号館美術館は2022年10月29日～2023年1月29日、展覧会「ヴァロットン―黒と白」を開催する。あわせて日本酒メーカーWAKAZEとコラボレーションし、ヴァロットン―黒と白展 開催記念特別商品を販売する。

  • フェリックス・ヴァロットン 《嘘(アンティミテI)》 1897年 木版、紙 17.9×22.5cm 三菱一号館美術館

19世紀末のパリで活躍したナビ派のフェリックス・ヴァロットンは、ジャポニスムの影響を受けた画家。黒一色の革新的な木版画で名声を得た。期間中、同館ではヴァロットンの木版画の中でも希少性の高い連作〈アンティミテ〉〈楽器〉〈万国博覧会〉〈これが戦争だ！〉のほか、約180点のコレクションを一挙公開する。

  • フェリックス・ヴァロットン《ユングフラウ》 1892年 木版、紙 14.4×25.5cm 三菱一号館美術館

開館時間は、10:00～18:00(金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)。会期中休館日は、月曜日、12月31日、1月1日(10月31日、11月28日、12月26日、1月2日、1月9日、1月23日は開館)。入館料は、一般1,900円、高校・大学生1,000円、小・中学生無料。

展覧会とコラボするWAKAZE(本社：山形県鶴岡市)は、フランスからSAKE文化を世界に発信する日本酒メーカー。2019年にフランス・パリ近郊に醸造所を創立し、日本酒の伝統的な製法を取り入れながら、フランスの風土や食文化に合わせた革新的な酒造りをしている。

今回のコラボでは、フランスで醸造された純米吟醸酒「GINJO 2022 LIMITED EDITION」のラベルデザインに、展覧会のメインビジュアルでもあるヴァロットンの作品《嘘(アンティミテⅠ)》を取り入れた特別限定商品を販売。合わせて展覧会のチケット付きセットも販売する。

「ヴァロットンー黒と白」展×WAKAZE　GINJO 2022 LIMITED EDITIONは、10月7日からWAKAZEオンラインストアにて販売。10月29日からは、Store 1894(三菱一号館美術館内)にて販売する。価格は7,700円。中身は、GINJO2022と同じとのこと。

  • 「ヴァロットンー黒と白」展×WAKAZE　GINJO 2022 LIMITED EDITION

「ヴァロットン―黒と白」展×GINJO 2022 LIMITED EDITION　展覧会チケット付きセットは、「ヴァロットンー黒と白」展の鑑賞券1～2枚と、「ヴァロットンー黒と白」展×WAKAZE　GINJO 2022 LIMITED EDITIONがセットになっている。10月7日からWAKAZEオンラインストアにて販売。価格は、チケット1枚付き9,300円、2枚付き1万900円(チケット代込、送料無料)。

  • 「ヴァロットン―黒と白」展×GINJO 2022 LIMITED EDITION　展覧会チケット付きセット