女優の趣里が、2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインを務めることが17日、発表された。戦後の大スター・笠置シヅ子さんがモデルのヒロイン・鈴子を演じる。

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連続テレビ小説第109作となる『ブギウギ』は、満面の笑顔と底抜けに明るいヒロイン・鈴子が、多くの困難を乗り越え、歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく物語。鈴子は香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。

大阪の華やかなステージ、生まれ故郷・香川への思い、そして夢を追いかけ東京へ――さまざまな舞台がドラマを彩る。また、このドラマには、これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊りが出てくるとのこと。「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々の名曲とともに、日本の朝にあふれる笑顔を届ける。

実在の人物である笠置シヅ子さんをモデルとするが、激動の時代の渦中で、ひたむきに歌に踊りに向き合い続けたある歌手の波乱万丈の物語として大胆に再構成。 登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。原作はない。

なお、タイトルの「ブギウギ」とは、陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種。ブギウギのように、このドラマで多くの人を明るく元気にしたいという思いを込めた。

同日、ヒロイン発表会見が開催され、趣里と制作統括・福岡利武氏が出席した。

(C)NHK