細長いノズルがついているスプレー缶。ノズル部分をなくしてしまった経験のある人も多いのではないでしょうか。

地味なものだからこそ「それだけ買う」というのも難しいため、いざなくなると困りますよね。

そんな中、埼玉県加須市の猟銃専門店・豊和精機製作所(@HowaSeiki)がスプレー缶ユーザーの悩みを解消する方法を投稿。「長年の悩みが解消された」と大きな反響を呼んでいます。

【定期】
スプレーノズルを失くさない方法 キャップもできるよ。(@HowaSeikiより引用)

猟銃専門店が教える「スプレーノズル」をなくさない方法とは……

  • (@HowaSeikiより引用)

まずは「あやとり」の要領で結び目を作ります。

  • (@HowaSeikiより引用)

次に、その結び目にスプレーノズルを通します。

  • (@HowaSeikiより引用)

そして、スプレー缶のくぼみの部分に輪ゴムをはめ込むと、

  • (@HowaSeikiより引用)

ノズルが吹き出し口から外れても、輪ゴムで缶とつながっているため、スプレーノズルをなくすことがないのです。

この方法なら、どこにでもある「輪ゴム」でできるのが手軽でいいですよね。ちなみに、「輪ゴムはいずれ劣化して千切れるので、そしたらまた新しいものを」とのこと。

リプライや引用リツイートでは、「あ~長年の悩みが終焉を迎えました。ありがとうございます」「すごく悩んでいたので助かりました」「天才やん」「おぉーーーノーベル便利賞あげたい!」など、バイク乗りの方を中心に感謝の声が集まりました。

この投稿は10月13日現在で1.6万件もの「いいね」を獲得。豊和精機製作所の方に、この方法を編み出したきっかけなどをうかがいました。

「スプレーノズルを失くさない方法」、投稿者に聞いてみた

――スプレーの缶のノズル、これならなくしにくくなりそうですね。

写真は防錆スプレーですが、ノズルがあるならどんなものにも使えると思います。

――このライフハックを始めたきっかけは?

とにかくノズルをなくすんです。さしたと思ったら缶を移動する時なのかなんなのか、いつの間にかなくなっているんですよ。でも接着剤などで固定するとキャップが被せられません。

そこで、昔子どもの頃にやっていた輪ゴムのあやとりみたいなものを思い出して、「これは!」って思ったんです。

――「役立つ!」という大きな反響が寄せられています。

多くの方に役立つのなら本望です。これで稼ごうとは思ってませんから、皆さんでこういった情報を共有できたらと思います。Twitterの皆さんからは私もかなり色々学んでいますので。


こうした「ちょっとした工夫」は、やってみると簡単でありながら意外と自分では思いつかないもの。このツイートをきっかけに、スプレーノズルをなくして困る人が大幅に減りそうです。