クーリエは10月7日、「中部圏に位置する“すぐに入居可能”な老人ホームの空室情報」に関する調査結果を発表した。調査は9月29日、同社運営サイト「みんなの介護」に掲載する4万9,836件の介護施設から、「空室あり」の施設数を算出し、ランキング化した。

  • 中部圏、「空室あり」の老人ホームが多い地域ランキング

    中部圏、「空室あり」の老人ホームが多い地域ランキング

中部圏(愛知県・静岡県・岐阜県・三重県)の「空室あり」の施設が多い地域ランキング、「名古屋市」(169件)がダントツの1位となった。特に「守山区」(20件)や「名東区」「天白区」(それぞれ17件)に多く、最も少なかったのは「東区」で2件。

愛知県全体の施設掲載数2,190件に対して、空室がある老人ホーム数は388件と、愛知県の約5か所に1か所の老人ホームに空室があるよう。名古屋市の老人ホーム掲載数は819件と、都市部に集中していることも分かる。

2位は「静岡市」(58件)。しかし、静岡県全体で見ると、掲載施設数1,183件に対して空室は177件と、調査対象4県において最も空室数が少ない県であることが明らかに。

3位には「岐阜市」(46件)がランクイン。岐阜市の掲載数は207件で、愛知県よりも空室数の割合は少なく、平均的な結果となった。

以下、4位「浜松市」(36件)、5位「一宮市」(26件)、6位「春日井市」(25件)、7位「豊橋市」「津市」(ともに19件)、9位「鈴鹿市」(15件)、10位「大垣市」「四日市市」(ともに13件)が上位にランクインした。