アートネイチャーは10月4日、「男性のヘアケアに関する実態調査」の結果を発表した。調査は8月3日〜4日、ヘアケアに興味がある20代〜40代の男性1,000人を対象に行われたもの。

  • ヘアケアを始めたきっかけは何ですか。

まず、ヘアケアを始めたきっかけを聞いたところ、全世代を通して「身だしなみの一環」(53.5%)、「清潔感を出したい」(46.0%)、「髪や頭皮に変化を感じたため」(45.5%)が上位にあがった。また、「モテたいから」という理由も全世代で4位にランクインしている。

髪や頭皮の悩みについて尋ねると、「白髪」(41.1%)、「薄毛」(34.9%)、「抜け毛」(28.0%)、「くせ毛/うねり」(26.9%)がいずれの世代で上位を占める結果となった。「白髪」「薄毛」「抜け毛」の悩みは、世代が高まるにつれて選択した人の割合が多くなる傾向にあるほか、20代では「くせ毛/うねり」が32.7%で1位となっている。

  • 髪や頭皮の悩みは何ですか。

実施しているヘアケアについては、「シャンプー」(92.6%)、「トリートメント/コンディショナー」(66.5%)、「ドライヤー」(57.6%)が続く一方で、全世代の2割以上(23.8%)が「頭皮マッサージ」と回答している。

  • あなたが実施しているヘアケアについて、あてはまるものを全てお答えください。

紫外線によって髪や頭皮がダメージを受けることを「知っている」と答えた人は79.3%で、そのうち58.3%が何かしらの紫外線対策をしていると回答した。

対策の内容については、全世代を通して「帽子を使っている」が最多となっているほか、全世代で「日傘を使っている」「UVケア用品を使っている」の回答が約2割あがった。

  • どのような紫外線対策を行っていますか。

ヘアケアにかける時間は、全世代において「5分〜15分未満」が約半数を占める結果となっている。30代〜40代では、次いで「5分未満」が多い一方で、20代では約2割(18.0%)が「15分〜30分未満」と答えている。

ヘアケアにかける金額については、毎月シャンプーにかける金額は全世代で「1,000円未満」が最も多く、次いで「1,000〜3,000円未満」「3,000〜5,000円未満」が続いた。

  • 毎月ヘアケアにいくらかけていますか(シャンプー、トリートメント/コンディショナー)

消耗品であるコンディショナー・トリートメントにおいても同様の傾向となっているが、各世代において1割強の人は「3,000円以上」の比較的高価格帯のものを選択している事も分かった。

最後に、ヘアケア商品の情報源について尋ねてみた。すると、20代では「SNSの情報」(36.3%)、30代〜40代では「テレビ、雑誌、新聞などのメディアからの情報」(30代31.1%、40代39.6%)がそれぞれ最も多い結果となった。

  • ヘアケア商品を選ぶ際、どのような情報を参考にしていますか。