クッキーの表面をアイシングクリームでデコレーションした「アイシングクッキー」。色とりどりの華やかな見た目から、プレゼントとしても人気を集めています。

アイシングクッキーといえば、ハート形のクッキーに色と模様を付けたような、比較的シンプルなものをイメージする人も多いのではないでしょうか。

アイシングクッキークリエイターのホイップシュガー(@YuicihiroG)さんの作品が、そんな従来のアイシングクッキーの概念を覆すと注目を集めています。

鳩サブレーを近未来でサイバー風にお砂糖でデコレーションしてみました(@YuicihiroGより引用)

多くの人が一度は食べたことがあるであろう、鎌倉銘菓「鳩サブレー」。ホイップシュガーさんが“サイバー風”にデコレーションしたという「鳩サブレー」の姿がこちら。

  • (@YuicihiroGより引用)

えっ、これがあの「鳩サブレー」!?もはや「別鳩」では……?

  • (@YuicihiroGより引用)

もともとの素朴で親しみやすい「鳩サブレー」と見比べると、その違いは歴然! “サイバー風”は近未来的すぎて、もはやお菓子にすら見えません……。

リプライや引用リツイートでは、「かかかかっこいい!!!」「うわっ!?すっごい戦闘力ありそうな鳩サブレー!!」「食べたら人間卒業できそうw」「何百年か先の未来からお取り寄せしたんですね。すごい………」など、驚きと賞賛の声が殺到しました。

斬新すぎる「サイバー風鳩サブレー」、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。制作者のホイップシュガーさんにうかがいました。

「サイバー風鳩サブレー」、制作者に聞いてみた

――「サイバー風鳩サブレー」を制作したきっかけは?

この投稿の1つ前に「スチームパンク風の鳩サブレー」もつくっており、そちらもTwitterでバズってて、その続編で別バージョンを作成。色んな候補から今回のサイバー風が誕生しました。

――「スチームパンク風の鳩サブレー」はこちら。レトロフューチャーな世界観や緻密すぎるデコレーションで、4.7万件もの「いいね」を集めています(9月21日時点)。

  • (@YuicihiroGより引用)

――「サイバー風鳩サブレー」、制作時にこだわったポイントを教えてください。

今回はサイバー風のテーマに作成しました。

白を基準に翡翠色をアクセントカラーにして、重ねて立体的に、溝もスミ入れをし、今にも動きそうな、変形しそうな、そんなイメージを感じられるような作品にしてみました。

――制作過程を見ると、アイシングクリームで細かな装飾が施されているのがわかります。アイシングクッキーでこれほどまでに繊細な表現ができるとは……改めてびっくりですね。


ホイップシュガーさんのYouTubeチャンネルでは、「サイバー風鳩サブレー」のメイキング動画も公開中。

アイシングクリームで思い通りの直線や曲線を描く様子は「神業」と言っても過言ではありません。今後も独創的なアイシングクッキーの数々を楽しみに待ちたいものです。