Teamsは多機能なチャットツールで、企業や組織でのWeb会議や、各種情報共有などに使われています。リモートワークなどにおいては、このツールがバーチャルオフィスとしての役割を果たしているケースもあります。

それだけに起動しないといったトラブルが発生すると仕事に大きな影響を及ぼします。ここではTeamsのデスクトップアプリが起動しない、「Microsoft Teamsを読み込んでいます」画面から進まないなどのトラブル対処法をご紹介します。

Teamsが起動しないときの対処方法

  • Teamsが起動しなくなったときの対処方法を知りましょう

    Teamsが起動しなくなったときの対処方法を知りましょう

ここではTeamsのデスクトップアプリが起動しないときの主な対処方法をご紹介します。

サインアウト

一度Teamsからサインアウトし、サインインし直すことで解決できる場合もあります。サインアウトの方法は、Windowsの画面右下にあるタスクバー内のTeamsアイコン上で右クリックし、「サインアウト」を選択してください。

  • タスクバーからTeamsのサインアウトをする方法

    タスクバーからTeamsのサインアウトをする方法

Teamsアプリの再起動

Teamsのデスクトップアプリにおける一時的な動作不良や読み込みエラーであれば、一度アプリを終了して再起動すると改善されるかもしれません。サインアウトと同様に、タスクバー内のTeamsアイコン上で右クリックし、「終了」を選択してください。

PCの再起動

Teamsの再起動だけでは直らないのであれば、PC自体の再起動を試してみるのも一つの手段です。

Teamsアプリのキャッシュクリアと再インストール

上記を試しても解決しない場合は、Teamsアプリのキャッシュクリアと再インストールをするのも有効な手段です。

Windowsのデスクトップ版の場合、まずはアプリを完全に終了した上で「Windows」キー+「R」キーを押します。「ファイル名を指定して実行」というダイアログが表示されるのでそこに「%appdata%\Microsoft」と入力し「OK」を選択してください。フォルダーが表示されるので、その中から「Teams」フォルダーを探して削除してください。もしも削除できない場合は、Teamsアプリが起動している可能性があります。

続いて、同じく「Windows」キー+「R」キーを押しダイアログ上に「%localappdata%\Microsoft」と入力して「OK」を選択してください。フォルダーが表示されるので、その中から「Teams」フォルダーを探して削除してください。

なお、どちらのフォルダ内においても、「Teams」以外のフォルダを削除すると他のアプリに影響を及ぼす可能性があるので、間違えないようにしましょう。

その後PCを再起動し、こちらのURLからTeamsアプリを再インストールしてください。

Teams Web版を使う

対応する時間がなく、とりあえずすぐにTeamsを使いたいという場合は、一時的な対応として、ブラウザにてWeb版のTeamsを使用するという方法もあります。

Teams全体に障害が発生している場合も

上記でも解決しない場合、Teams全体で問題が起きている場合もあります。周囲の人に聞いたり、ニュースを見たりするなどして状況を確認しつつ、代替手段を探りましょう。

Teamsのトラブルを解消してビジネスを円滑に

Teamsは完成度の高いツールですが、予期せぬトラブルが発生する可能性も0ではありません。

そんなときのためにトラブルへの対処法をしっかり理解し、Teamsをより快適に使いましょう。