日本テレビは8日、10月改編説明会を開催した。
金曜24時30分の企画開発枠は、『ネクプラ』から『フルスイング』にタイトル変更(10月7日スタート)。『ネクプラ』は“ネクストプライム”の略で、今後プライムタイム(19~23時)で勝負できる番組開発という位置づけだったが、「次世代クリエイター、新しいコンテンツを育てていきたいという意味で、思い切ってバッドを振ってもらおうと。新たなチャレンジをして、まだ見ぬ新しい価値を持てる番組を開発しようという意味で、この枠を『フルスイング』にタイトル変更して改編させていただきました」(木戸弘士編成部長)としている。
そのほか、火曜22時の『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!』が終了し、10月25日から『カズレーザーと学ぶ。』がスタート。金曜23時の『MUSIC BLOOD』が終了し、10月7日から『アナザースカイ』がスタートする。
『アナザースカイ』は1年ぶりのレギュラー復帰、1年半ぶりの同枠復帰となるが、世界的にコロナ規制が緩和されてきたことも「背景としては非常に大きいと思います」(木戸編成部長)と説明した。
改編テーマは、「視聴エンゲージの強化」。「多種多様なプラットフォームで数多流通するコンテンツの中から、積極的に選択・支持され、新たなファンがデジタル領域を介してさらに拡大する好循環構築」を目指すとしている。
また、水・土・日曜の3ドラマ、『ZIP!』朝ドラマの作品と話題化施策の強化を掲げ、「企画決定の早期化戦略を継続し、クオリティ向上や早期の宣伝戦略策定など、メリット最大化を目指します。人気原作の獲得、人気脚本家とのタッグ成立で話題性を喚起し、さらに、前例にとらわれないPR改革との相乗で強化を図ります」とした。