dotは9月1日、プライベートサウナ付の個室型ホテル「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO(マンガ アート ルーム ジンボウチョウ)」を、集英社「少年ジャンプ+」編集部の協力のもとBOOK HOTEL神保町 12階にオープンした。
同ホテルは、五感をととのえて作品に没入し、マンガのことしか考えられない至福の「漫画脳」体験がテーマ。2019年に開業したマンガを"Art"として捉えるコンセプト型カプセルホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO(マンガアートホテル トーキョー)」の新たな展開としての誕生となった。
ホテルフロアの全体構成には、"MANGA"へのリスペクトを表現した設計を採用。マンガの画を構成する白と黒をモチーフとした、真っ白の部屋(= "白の洞窟/MANGA CAVE WHITE")と、真っ黒の部屋(="黒の洞窟/MANGA CAVE BLACK")のほか、それらを繋ぐマンガに込められた熱量や読者の熱気をイメージした暖色の廊下で構成されている。
各客室に置かれる選書されたマンガ作品には、全てのタイトルにおすすめコメントを用意。気に入った作品は、その場で購入可能となっているほか、気分に合わせた作品やおすすめ作品の紹介など、マンガソムリエによる選書にも対応している。
さらに、特別にデザインされたプライベートサウナ(2人用)を完備しており、ロウリュも利用可能。サウナの壁面・天井面の仕上げには不燃調湿建材を採用し、木質サウナと一味違ったスタイリッシュな空間として設計されている。
また、各客室ではマンガ作品とのコラボレーションも展開。期間限定で特別展示を実施するため、訪れる度に様々な作品の世界観が楽しめるようになっている。
11月30日まで展開するコラボレーション第1弾は、「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中のオカルティック青春物語「ダンダダン」(龍幸伸)。高精細印刷で制作された「ダンダダン」の30枚以上におよぶ複製原画が、洞窟のようなベッドや壁面に埋め込まれた専用のアクリルフレームに収められ、空間と一体化した特別な展示が満喫できる。
そのほか、作者・龍幸伸氏による一問一答や、ネーム、大判のパネル、関連作品の展示なども楽しめる。
定員においては最大5人まで宿泊可能(ダブルベッド2台、エクストラベッド1台)。