阪急交通社は8月25日、「新幹線と飛行機」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は4月14日〜19日、20代以上の男女561人を対象に行われたもの。
まず、「旅行」「帰省」「出張」それぞれのシチュエーションの時に新幹線と飛行機のどちらを使いたいか聞いてみた。すると、いずれも「新幹線」を使いたい人が最多で45%前後となった。「飛行機」を選ぶ割合が最も高かったのは「旅行のとき」で30.9%、最も低いのは「帰省のとき」で22.4%であった。
「旅行」の年齢別では、年齢が上がるほど「新幹線」を選ぶ割合が高い傾向が見られた。特に顕著なのは「旅行のとき」。60歳以上では「新幹線」が54.5%なのに対し、20歳〜29歳では「新幹線」が36.9%で「飛行機」が39.8%と、飛行機が新幹線を上回る結果となった。
「楽しさ」「快適さ」「料金」「移動時間」において新幹線と飛行機のどちらが良いか質問したところ、「移動時間」では「飛行機」を選ぶ人が多く、46.2%に。それ以外は新幹線の方が「楽しさ」44.6%、「快適さ」50.6%、「料金」50.8%の割合で高くなっている。一方で、「料金」では32.1%が「どちらともいえない」と回答。