ソニー銀行は8月23日、「海外旅行とお金に関する調査」の結果を発表した。調査は7月23日〜24日、海外旅行経験がある全国の20代〜60代の男女500人を対象に行われたもの。
まず、海外旅行への意欲が高まっているか聞いたところ、16.2%が「そう思う」、17.8%が「ややそう思う」と回答。合わせて34.0%が意欲が高まっている事が分かった。20代では47.0%、30代では53.0%が海外旅行への意欲を示している。
海外旅行への意欲が高まっている人のうち、63.0%が3年以内(1年以内22.4%、2〜3年以内40.6%)に海外旅行に行く予定がある事も分かった。30代では、約7割にものぼっている。
次に、海外旅行へ行く際に気になっている事を尋ねたところ、1位は「新型コロナウイルス」(72.6%)、2位は「為替相場」(50.2%)、3位は「治安」(49.4%)という結果となった。
円安の中で海外旅行へ行くことにためらいを感じている人は、85.0%(感じる56.2%、やや感じる28.8%)。また、海外旅行に向けてお金を貯めている人のうち52.0%が円安状況下を考慮して、普段より多めに貯蓄している事が分かった。特に、20代では68.1%、30代では59.6%となっている。
海外旅行時に利用する決済手段については、「クレジットカード」(85.0%)、「現金」(59.2%)、「デビットカード」(6.2%)の順に多い結果に。
海外旅行時にお金関連で困ったシチュエーションについても尋ねてみると、「チップでいくら払えばよいかわからない」が37.2%で最も多く、次いで「外貨への両替が多すぎた・少なすぎた」(25.0%)、「ついつい買い物をしすぎた」(21.4%)が続いた。