LENDEXは8月24日、「値上げ」に関する調査の結果を発表した。調査は7月26日〜27日、20代〜60代の男女1,047人を対象に行われたもの。
まず、値上げにより生活に影響は出たか聞いたところ、8割近くが「かなり影響が出た」(24.1%)、「少し影響が出た」(53.6%)と回答した。
値上げに乗じてお金の使い方など意識的な変化はあったか尋ねると、全年代において約6割〜7割が変化があったことが分かった。
値上げに対して、どのような対策をしているか聞いてみると、どの年代でも「ポイ活」が上位にあがった。20代では63.5%にものぼっている。また、40代〜60代では「特に何もしていない」という人も多い一方で、20代〜30代では2割〜3割が「資産運用」を行っていることも分かった。
支出を抑えるために行っていることについても尋ねたところ、「できるだけ安い物を買う」が44.2%で最も多く、次いで「外食を控える」(39.7%)、「セールや特売の時に買い物をする」(35.2%)が続いた。
また、収入を増やすために行っていることについても聞いてみた。すると、すべての年代において「特になし」の回答が最多となったものの、若い世代ほど何もしていない人の割合は低く、何かしら対策していることが分かる。対策の上位は、「投資」「副業」「フリマアプリ」。
20代〜30代を対象に、将来のために今のうちから資産形成をしたいと思うか聞いてみると、8割近くが「かなりそう思う」(34.3%)、「少しそう思う」(44.4%)と回答した。
40代〜60代の層に、もしも20代・30代に戻れるとしたら、資産形成のために何をするか尋ねてみると、「貯蓄」が42.9%で最も多く、次いで「株式投資」(29.4%)、「つみたてNISA」(24.0%)が続いた。