俳優の金子大地が20日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで『金子大地写真集 DAICHI KANEKO』(発売中 3,520円税込 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。

『金子大地写真集 DAICHI KANEKO』の発売記念イベントを行った金子大地

ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)や『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK総合)、映画『猿楽町で会いましょう』などに出演して話題を集め、現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)で源頼家役を務めるなどさらなる活躍が期待される金子大地。その彼が初めてとなる写真集を発表した。出身地である北海道、そして東京でロケを敢行し、雪景色が広がる広大な自然の中で馬と触れ合う姿やダイナミックに雪に飛び込んだカット、カフェで見せたナチュラルな表情などが掲載されており、等身大な表情と俳優として見せる精悍な顔といった二面性を楽しむことができる1冊となっている。

初の写真集について金子は「照れくささもありつつ、今の自分が詰まった写真集になったんじゃないかなと思っています。点数をつけるとしたら100点満点ですね。照れくさいですけど、良い写真を撮ってもらいました」と出来栄えに自信を見せた。

水曜日のカンパネラや米津玄師、あいみょんなどのミュージックビデオも手掛ける映像作家、監督としても知られる山田智和氏がカメラマンを担当したが、「故郷である北海道で山田さんと撮影できて楽しかったです。とてもチーム感があって自由度の高い撮影ができました」と振り返り、「今だにこういう場で緊張しちゃって慣れないところが常にあって、写真を撮る時もちょっと照れくさい感覚がありました。山田さんだから良い距離感で徐々にリラックスして撮影することが出来ました」と緊張感がありながらも作り込まないナチュラルな表情が写真集に掲載されているという。

金子は、2015年のドラマデビューからキャリアを順調に積み重ねているが、「人前に立つのが慣れないですね。そういうお仕事なんですが、まだ浮いちゃっているんじゃないかな? と思いながらフワフワしちゃいます。そろそろ慣れたいなと思いながらいつもやっていますよ」と苦笑いも。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の話題となり、「最初は緊張しましたよ。大御所のすごい豪華な俳優さんの前で演技をするので緊張しましたが、小栗さんはじめキャストやスタッフの皆さんが温かく迎えてくれました。最初だけ緊張しましたが、あとはリラックスして集中しながら演じられたと思います」としつつ、演じた役柄が頼朝の嫡男・義家ということで「誰よりも派手な衣装を着ていることに違和感がありました。今までずっとペコペコしていたのに『お主!』みたいな感じでやらなくてはいけないので、カットになったら下向くなど変な感じですね」と語っていた。