ライズ・スクウェアは8月18日、「部下や後輩にストレスを感じる理由に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月14日~20日、働く男女500名(女性266名、男性234名)を対象にインターネットで行われた。

  • 部下や後輩にストレスを感じる理由

    部下や後輩にストレスを感じる理由

調査によると、職場に苦手・嫌いと感じる部下や後輩が「いる」人は84.6%。どのような点にストレスを感じるのかを教えてもらったところ、「態度・マナーが悪い」(151人)が最も多く、具体的には「上司や先輩に対してタメ口を使う」「挨拶ができない」など、社会人としての基本マナーが身についていないことにイラッとする人が多いよう。また、「偉そうな態度」「威圧的」など、目上の人や顧客に対する振る舞いにストレスを感じている人も多かった。

2番目に多かったのは「やる気・責任感がない」(121人)で、「雑な書類を平気で提出する」「遅刻する」「居眠りする」といった行動にストレスを感じる人が多いよう。3番目には、「素直に指示・指摘に従わない」(71人)がランクイン。「指示すると嫌そうな顔をする」「ミスを指摘するとふてくされる」などの回答が寄せられた。

以下、多い順に「自発的に動かない」「自分の非を認めない」「コミュニケーション能力が乏しい」「勝手な行動が目立つ」「同じミスを繰り返す」と続いた。

  • 部下・後輩にストレスを感じたときの対応

    部下・後輩にストレスを感じたときの対応

次に、部下・後輩にストレスを感じたときの接し方を教えてもらったところ、「注意・指摘する」(228人)がダントツのトップに。「注意・指摘するのがイヤ」「苦手だから関わりたくない」と思っても、業務に支障がでるようでは指摘せざるをえず、注意するときには、感情的にならないように心がけている人が多かった。

2番目に多かったのは、「何もせず様子を見る」(115人)で、「やりたいようにやって失敗すればいい」「自分で気づくことが成長につながる」という考えのもと、あえて指摘しない人も多いよう。一方で、気難しい部下の場合、「指摘したら態度が悪くなったり上司にあることないこと言われたりしそうだから、怖くて言えない」と、悩んだ末に放置している人も見受けられた。

3番目にあがったのは、「できるだけ接触しない」(73人)で、ある程度の「割り切り」や「諦め」を持つことで回避する人も。

以下、多い順に「ヒアリングする」「積極的にコミュニケーション」「丁寧に接する」「他の人に対処してもらう」と続いた。