阪急交通社は8月9日、「一生に一度は行きたい離島」に関する調査結果を発表した。調査は4月14日〜19日、全国20代以上の男女500名を対象にWebアンケート方式にて行われた。

  • 鹿児島県の「屋久島」

    鹿児島県の「屋久島」

一生に一度は行ってみたい離島を聞いた結果、鹿児島県の「屋久島」が1位を獲得。島の9割が森林といわれ、標高1,800mを超える山々がそびえる屋久島は、都会生活をしている人にとってはまさに別世界。辿り着くために、往復10時間のトレッキングを要する「縄文杉(確認されている中で最大の屋久杉)」が有名。

  • 東京都の「小笠原諸島」

    東京都の「小笠原諸島」

続く2位は、東京から南に約1,000kmに位置する「小笠原諸島」。世界自然遺産に登録されており、自然豊かな島内の観光はもちろん、ホエールウォッチングという貴重な体験も。約30の島がある小笠原諸島の内、観光で訪れることができるのは父島と母島のみで、島へは週1便程度の船で片道24時間かかるという。

  • 沖縄県の「宮古島」

    沖縄県の「宮古島」

3位には、沖縄県の「宮古島」がランクイン。宮古群島(宮古島、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島)の中で一番大きな島で、周辺の島とをつなぐ池間大橋、来間大橋、伊良部大橋という3つの大橋は絶景ポイントとしても有名。

  • 沖縄県の「石垣島」

    沖縄県の「石垣島」

続いて、飛行機で東京からの直行便もあり、本土から遠く離れている割にはアクセスがしやすい「石垣島」が4位にランクイン。絵に描いたような絶景で有名な川平湾(かびらわん)があり、グラスボートも楽しめるほか、夕日で真っ赤に染まるビーチ、満点の夜空、灯台のある平久保埼から海を臨む絶景、鍾乳洞など見どころ満載の地となっている。

  • 新潟県の「佐渡島」

    新潟県の「佐渡島」

同じく4位にランクインしたのは、新潟県の「佐渡島」。本土から35km離れた場所にあり、国内一の金産出量があった佐渡金山は、2022年、世界遺産への推薦がなされたことでも大きな注目を集めている。また、島内に数多い神社仏閣を巡る観光客も多く、尖閣湾を遊覧する海中透視船、たらい舟での遊覧体験なども魅力の観光地となっている。

  • 一生に一度は行ってみたい離島のランキング

    一生に一度は行ってみたい離島のランキング

以下、6位「沖縄」(沖縄県)、7位「奄美大島」」(鹿児島県)、8位「礼文島」(北海道)、9位「種子島」(鹿児島県)、10位「軍艦島」(長崎県)がランクインした。

また、これらの離島に行ったときに”してみたいこと”を教えてもらったところ、「自然を楽しむ」(74.0%)がトップに。次いで、「非日常を味わう」(57.9%)、「ゆっくり過ごす」(57.2%)と続いた。