ブランド総合研究所は8月3日、地域と関係性の強い地域企業の“好感度”や、地域の持続性向上へ“サステナビリティ貢献度”について、住民による評価を明らかにする「第4回地域版SDGs調査2022」の結果を発表した。調査は2022年5月20日~26日、各都道府県の住民約500人(有効回答数:2万3,166人)を対象にインターネットで行われた。また、地域企業は各都道府県に本社、主要拠点がある企業など47都道府県中842社が対象となった。

  • 「地域企業のサステナビリティ貢献度ランキング」

地域住民によるサステナビリティ貢献度の評価が最も高かったのは愛知県に本社を置くトヨタ自動車で、44.0%。2位は長崎県で同社名のテーマパークを運営している「ハウステンボス」(41.3%)。3位は福島県に本社を置くスーパーマーケットのヨークベニマル(40.8%)。4位もスーパーマーケットで滋賀県に本社を置く平和堂(39.4%)。5位は通信販売で有名なジャパネットたかた(長崎県)が38.0%で続いた。

  • 「地域企業の好感度ランキング」

地域住民からの好感度が最も高い企業は、滋賀県を中心に総合スーパーなどを展開する平和堂で64.1%。次いでサステナビリティ貢献度でも3位に入ったスーパーマーケットのヨークベニマルが63.0%。3位は鳥取県の大山乳業と岩手県の小岩井乳業が同率で並び(62.0%)、5位は沖縄県内でスーパーマーケットなどを展開するサンエーが続いた(57.0%)。また、6位にはパンダなどで有名な和歌山県のアドベンチャーワールド(55.4%)、7位には長崎県のハウステンボス(54.6%)とテーマパークが続いた。