相模鉄道は9日、相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線)の旅客運賃設定について、国土交通大臣に認可申請を行ったと発表した。相鉄・東急直通線の開業に合わせ、IC通勤定期乗車券の券面表示区間内に「相鉄新横浜線 西谷駅~新横浜駅」を含む場合、相鉄本線横浜駅における乗降を可能とするサービスを導入することも発表している。

  • 今回の加算運賃設定区間

  • サービスのイメージ

相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅から新横浜駅までの区間、または同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合の加算運賃について、上限運賃の認可申請を行ったとのこと。これにより、対象区間に乗車する場合の運賃は、相模鉄道が適用している基本運賃に、普通旅客運賃は40円、通勤定期旅客運賃(1カ月)は1,520円、通学定期旅客運賃(1カ月)は580円の加算運賃を加えたものになる。

相鉄・東急直通線の開業に合わせて導入される新サービスでは、「相鉄新横浜線 西谷駅~新横浜駅」を含むIC通勤定期乗車券を持っていた場合、相鉄本線横浜駅で乗降しても追加料金が不要となる。ただし、IC通学定期乗車券と磁気定期乗車券は対象外となっている。