西日本鉄道は27日、天神大牟田線の雑餉隈~春日原間に2023年度後半開業予定の新駅について、名称が「桜並木」に決定したと発表した。

  • 西鉄天神大牟田線の新駅、桜並木駅の外観イメージ(西日本鉄道提供)

  • 「桜並木」駅名標のイメージ(西日本鉄道提供)

新駅の名称に関して、2021年12月1~31日の1カ月間にわたり行った一般公募3,388名の応募結果をもとに、福岡市や地元代表者との意見交換会を経て「桜並木」に決定したとのこと。新駅南側に桜並木があり、地域の人々が長年にわたって熱心に手入れを行ってきたことにより、毎年春に美しい桜を咲かせている。新駅名称となった「桜並木」には、今後、まちのシンボルとして、地域の人々に末永く愛される駅になってほしいとの思いが込められている。

新駅の駅舎は、「在りし日の豊かな自然に想いをはせ、優しく芽吹く街のエントランス」をデザインコンセプトに、白色のイメージカラーと若緑色のアクセントカラーを用いた外装デザインに。相対式2面2線の構造となり、改札口2カ所とエレベーター4基・エスカレーター8基を設ける。