臨海セミナーは7月14日、「生活・学習に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月1日~31日、小学1年生~高校3年生の子をもつ保護者6,944名(小学生2,042名、中学生3,972名、高校生930名)を対象にインターネットで行われた。

  • 子どもの学習に関する悩み

    子どもの学習に関する悩み

子どもの学習に関する悩みを聞いたところ、小学生は「字が汚い」がダントツに多く、中学生では「勉強の要領が悪い」や「勉強の習慣がない・勉強しない」が上位に。高校生の場合では、1位「勉強の要領が悪い」、2位「塾をうまく活用できていない」、3位「勉強の習慣がない・勉強しない」となり、中高生では学習方法と学習意欲の悩みが上位を占めた。

  • 受験に関する考え方

    受験に関する考え方

次に、受験に関する考え方を聞いたところ、小学生で中学受験・都立公立中高一貫校受験を「予定している」人は37.5%。また、20%が「検討している」と回答した。また、中学生の高校選びで重点とすることでは、「偏差値」「立地条件」「校風」「大学合格実績」が上位に。さらに、高校生の親に対して大学受験に関して悩んでいることを聞くと、1位「志望校選定」、2位「現役合格できるか」、3位「将来の進路」となり、進路を考える際には、入学後の子どもの姿を視野に入れ、志望校選択を考えている様子がうかがえた。

  • 塾や予備校に通い始めた時期

    塾や予備校に通い始めた時期

次に、塾や予備校に通い始めた時期を教えてもらったところ、小学生は、1位「小学4年生」(32.6%)、2位「小学3年生」(28.5%)、3位「小学5年生」(20.8%)、中学生は1位「中学1年生」(26.7%)、2位「小学6年生」(17.9%)、3位「小学5年生」(15.7%)という結果に。

一方、高校生は中学の時から通い始めている人が多く、1位「中学1年生」(16.8%)、2位「中学2年生」(16.5%)、3位「中学3年生」(12.8%)が上位となった。