アイドルグループ・AKB48の小栗有以が、本日26日にスタートするドラマ『パパとムスメの7日間』(TBSほか 毎週火曜24:58~)で、飯沼愛扮する主人公・川原小梅の親友・中山律子役を演じる。今年に入りドラマ出演は4作目。女優としても注目が集まっている小栗にインタビューし、『パパとムスメの7日間』出演や女優業への思いを聞いた。

  • 『パパとムスメの7日間』で中山律子役を演じるAKB48の小栗有以 撮影:加藤千雅

五十嵐貴久氏の同名小説を原作に、パパ役を舘ひろし、ムスメ役を新垣結衣が演じ人気を博した『パパとムスメの7日間』(2007)が、15年ぶりに令和版として復活。前作同様、イマドキの女子高生・小梅(飯沼愛)が冴えないサラリーマンのパパ・恭一郎(眞島秀和)と事故に巻き込まれ、人格が入れ替わってしまう。そして、元に戻れる日を信じて奮闘する従来のストーリーに加えて、意中の健太先輩(長尾謙杜)と結ばれたい小梅と、健太先輩にムスメを奪われたくない恭一郎、小梅より恭一郎の性格に惹かれているかもしれない健太先輩という“パパとムスメとカレ”の奇妙な三角関係ラブコメディを描く。

15年前の放送当時、小栗は5歳。オリジナル版は見ていなかったものの、本作への出演をとても喜んでいる。「台本を読んだときにすごく面白い作品だなと思い、出演させていただけることがすごくうれしかったです」

また、「すぐに反響がありました」と言い、「ファンの方も、昔の『パパムス』が好きだったという方がすごく多くて、その作品にゆいゆい(小栗)が出演してくれるのがうれしいと言ってくれる方がすごく多かったので私もうれしかったです」と笑顔を見せる。

小栗が演じる律子は、小梅の親友で同じクラス。いつも明るく元気で友達も多い、いわゆるクラスの一軍女子で、サッカー部のマネージャーというキラキラ女子高生。TikTokなどもやっているイマドキ女子で、役作りのためにトレンドを勉強したという。

「TikTokでイマドキの雰囲気を勉強したり、インスタで今流行っているものを調べたり、今のトレンドを勉強しました。また、友達として小梅を盛り上げたり、その場の雰囲気を明るくさせる役ということだったので、撮影以外でも小梅と積極的に話すようにしていて、食べ物の話などで盛り上がっています」

律子は父親と仲良し。その点は小栗自身と共通しているという。「私もお父さんと仲いいので同じだなと。『お父さんと私は仲いい』というセリフも出てくるのですが、そこもナチュラルに言えました」と言い、「でも、律子のお父さんは、記念日じゃなくてもケーキを買ってきてくれる人で。私のお父さんはそういうことはないので、頻繁に買ってきてくれるのはうらやましいなって思いました(笑)」と加えた。