俳優の渡部篤郎が、嵐・松本潤が主演を務める2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に関口氏純(せきぐち・うじずみ)役で出演することが14日、発表された。『北条時宗』(2001年)以来、22年ぶり4度目の大河ドラマ出演となる。

渡部篤郎

第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く物語。松本が徳川家康を演じる。

渡部が演じる関口氏純は、今川義元を支える、気品と強さを兼ね備えた筆頭家老。愛娘・瀬名にだけはめっぽう弱く、人質に過ぎない元信(のちの家康)との恋を容認、婚姻を後押しすることに……。桶狭間の戦いの後、家康が織田方に寝返ると、一転して今川家中で危うい立場に追い込まれる。

渡部は「前作の作品から、22年ぶりという事ですが、その時間にはとらわれず臨む次第です。今作の脚本を拝見し、とても素晴らしい作品に参加させて貰えることを嬉しく思います。素晴らしいエンターテイメントを、皆さまにお届けできるよう尽力いたします」と意気込んでいる。