キャリアデザインセンターは6月23日、「リモートワーク」に関する調査結果を発表した。調査は5月26日〜6月8日、同社運営の転職サイト「女の転職type」にて、女性799名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在、どの程度リモートワークしてる?

    現在、どの程度リモートワークしてる?

現在、どの程度リモートワークをしているかを聞いたところ、74.3%が「していない」と回答。リモートワークをしている人の中で最も多かったのは「フルリモート(必要な時だけ出社)」で9.0%だった。

一方、理想的なリモートワークの頻度は、「フルリモート(必要な時だけ出社)」(38.3%)がトップに。次いで、「週3日程度」(22.8%)、「週2日程度」(15.9%)と続き、現実と理想に大きなギャップがあることがわかった。

  • リモートワークのメリットは?

    リモートワークのメリットは?

リモートワークのメリットについて尋ねると、「通勤時間を有効活用できる」が圧倒的で、次いで「人間関係のストレスが減る」(60.8%)、「プライベートと両立しやすい」(52.8%)と続き、「メリットはない」と回答した人はわずか1.1%だった。

一方、デメリットについては、「運動不足になる」(55.8%)、「コミュニケーションが取りづらい」(55.4%)、「オンオフの切り替えがしづらい」(47.6%)が上位に。

また、リモートワークができることは転職先(就業先)を決める上でどの程度重要かを尋ねると、「やや重要」「かなり重要」と考える重要派は55.6%と、重要ではない派(39.7%)より15.9%多い結果となった。

  • リモートワーク中、ついさぼってやってしまったことは?

    リモートワーク中、ついさぼってやってしまったことは?

次に、リモートワーク中、勤務中なのについさぼってやってしまったことを教えてもらったところ、「SNSを見る」「家事」(ともに40.7%)が同率1位に。3位には「下半身パジャマ」(28.5%)がランクイン。

また、「リモート会議とリアルな会議(対面式)、きちんと聞いてる度合いに差はある?」と尋ねたところ、6割が「どちらも同じ」(59.1%)と回答したものの、「リアルな会議(対面式)の方がきちんと聞いている場合が多い」は26.6%と、「リモート会議の方がきちんと聞いている場合が多い」(14.3%)よりも約1.9倍多いことが判明。

そこで、リモート会議中についしてしまうことを聞いたところ、「分からない用語を調べる」(38.8%)、「別の仕事をする」(31.8%)、「別のことを考える」(29.4%)が上位に。「ついしてしまうことはない」と答えた人は23.2%にとどまった。