育児中に夫に言われたくない言葉のTOP2は？

fotowa家族フォト総研は6月13日、「ママに聞く男性育休に関する調査」の結果を発表した。同調査は4月14日～16日、0～7歳の子どもがいる母親430名を対象に、インターネットで実施した。

父親の育児休暇取得についてどう思いますか

育児・介護休業法の改正により、2022年4月1日より男性も育児休暇がより取りやすくなった。そこで、父親の育児休暇取得についてどう思うか尋ねたところ、82.8%が「とても良いと思う」「良いと思う」と回答した。一方、「あまり良いと思わない」「全然良いと思わない」という意見も4.9%あった。

育児休暇をとった父親にしてほしいことを尋ねると、「寝かしつけなどママ(自分)でなくてもできる赤ちゃんの世話」(33.3%)が最も多く、「自分で考えて、能動的に動いてくれるならなんでも」(27.4%)、「炊事洗濯などの家事全般(赤ちゃんの世話以外)」(20.7%)と続いた。8.8%は「出産内祝い、お宮参り(神社、写真撮影、食事会)などの手配」と答えている。

育児休暇をとった父親にしてほしいこと

夫に言われたくない言葉のTOP2は、「義母はこうだった、会社の〇〇さんはこうしてた」など他人と比較した言葉と、「1日家にいるのに？」という労わりのない言葉だった。「こうやったらいいんじゃない？」という経験の伴わないアドバイスや、「ママ、頑張って」「やったことないから分からないよ」というような当事者意識が欠けた言葉も多かった。

夫に言われたくないこと

夫に知っておいて欲しい(欲しかった)ことについて尋ねると、「産後のママは情緒不安定になりやすいということ」(59.9%)が最も多かった。2位には「自分も父親になったのだということ」がランクインしており、前項の「夫に言われたくないこと」の結果から見ても、まだ「育児は女性の仕事」と思っている男性が多いことがうかがえる。