ビズリーチは、「キャリア観や転職に対する意識についてのアンケート」調査の結果を6月6日に発表した。同調査は3月29日〜4月4日の期間、同サイト会員690人を対象に実施したもの。
まず、直近1年間で自身の転職に関する考え方に変化があるか聞いたところ、64.4%が「以前から転職を考えていたが、ますます転職への意欲が高まった」、20.7%が「以前は転職を考えていなかったが、今は転職を検討するようになった」と回答。転職への意欲が高まった人は、合わせて85.1%であった。
転職を検討している人に対しその理由について尋ねると、「企業・事業に将来性を感じられなくなったから」が48.6%で最も多く、次いで「経験・スキルが生かせていないから」(45.7%)、「他の産業や業界を経験し、スキルの幅を広げておいたほうが良いと考えたから」(27.3%)が続いた。
やりがいがあるポジションであれば転居を伴う転職を前向きに検討するかどうか聞いてみると、34.5%が「検討する」、30.7%が「どちらかといえば検討する」回答。65.2%が検討する意向を示している。
また、転居を伴う転職でも前向きに検討するポジションに含まれる要素についても尋ねると、「年収が高い」が60.4%で最も多く、次いで「これまでの経験を還元できる」(58.7%)、「裁量権がある」(35.8%)、「自身の市場価値を上げられる」(34.7%)が上位で続いた。