sonarは、女性の事務経験とキャリアに関する調査結果を5月31日に発表した。調査は5月20日〜22日、事務経験が3年以上ある25歳〜34歳の女性109名を対象にインターネットで行われた。
事務経験がある女性に「仕事に関する自己肯定感について教えてください」と尋ねたところ、「やや低い」が27.5%、「非常に低い」が23.9%という結果に。理由を聞くと、「結果が可視化されないから」(32.1%)、「できて当たり前だと思われているから」(30.4%)、「人事から評価されにくいから」(30.4%)と回答した人が多かった。
一方、仕事のやりがいを感じるときとしては、「社内から認められたとき」(53.2%)、「他者から必要とされていると感じたとき」(46.8%)、「社内から感謝されたとき」(34.9%)が上位にあがった。
続いて、「自身のキャリアに対して、不満を感じていますか?」と質問したところ、56.0%が「感じている(非常に+やや)」と回答。理由を聞くと、「このままでいいのか? という漠然とした不安を感じるから」(67.2%)、「働きがいを感じる場面が少ないから」(37.7%)、「資格の有無など、転職のハードルを感じるから」(24.6%)が上位にあがった。
次に、フルリモートで経営者や個人事業主のサポート業務や秘書業務を行う「オンライン秘書」について調査を実施した。その結果、認知度はわずか7.4%で、88.1%が「知らない」と回答。また、新たな仕事の選択肢として、事務経験を生かせて、業務形態のカスタマイズが可能な、フルリモートで経営者や個人事業主のサポート業務や秘書業務を行う「オンライン秘書」に興味があるかを尋ねたところ、39.4%が「ある(非常に+やや)」と回答した。
さらに、オンライン秘書業務を通じて実現したいことを聞いたところ、「ワークライフバランスの実現」が最も多く60.5%。次いで、「納得のいく承認や評価を得たい」(48.8%)、「スキルアップによる本職への貢献」(32.6%)と続いた。