ブレイバンステクノロジーズは5月20日、「若手女性ITエンジニアのキャリアに関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月10日〜11日、ITエンジニア経験5年未満、かつ現在ITエンジニアとして働いている35歳までの女性103名を対象にインターネットで行われた。

  • ITエンジニアになった理由

    ITエンジニアになった理由

ITエンジニアとなった理由を尋ねたところ、「市場価値が高いから」(48.5%)、「キャリアアップがしやすそうだから」(35.0%)、「ITが好きだから」(26.2%)が上位に。

また、ITエンジニアとして働く上で得られたものを聞くと、「ディレクションスキルがついた」「トラブル時の問題解決力」「プログラミングやITのスキル」「技術力やコミュニケーション力がついたことで人脈形成できた」「論理的思考。先を読んで検討する姿勢」など、82の回答が並んだ。

  • 女性ITエンジニアがキャリアアップしたい理由

    女性ITエンジニアがキャリアアップしたい理由

続いて、「今後、ITエンジニアとしてキャリアアップをしていきたいと考えていますか?」と尋ねたところ、65%が「考えている(非常に+やや)」と回答。理由を聞くと、「収入を上げたいため」(74.6%)がダントツに多く、次いで「新しいIT技術を身につけたいため」(41.8%)、「レベルが高い仕事がしたいため」(34.3%)と続いた。

  • 女性ITエンジニアが目指すキャリアアップの形

    女性ITエンジニアが目指すキャリアアップの形

また、どのような形でのキャリアアップを考えているのかを教えてもらったところ、「開発エンジニア」(41.8%)、「プロジェクトマネージャー(PM)」(34.3%)、「ITスペシャリスト」(25.4%)が上位に。

一方、前問で「キャリアアップは考えていない(あまり+全く)」と回答した消極的な層に、その理由を尋ねたところ、「マネジメントより技術者の方が合っているため」「技術や知識を得ていくにあたってあまり頭に入ってこない」「今の自分が限界なのでこれ以上ついていける気がしない」「スケジュールがハードだから」といった声があがった。