パーソルキャリアは5月23日、「女性管理職の意識調査」の結果を発表した。調査は3月18日~22日、20~50代の女性管理職151名を対象にインターネットで行われた。

  • 管理職になってよかったと思うか

    管理職になってよかったと思うか

「管理職になってよかったと思いますか?」と尋ねたところ、57%が「そう思う」「まあそう思う」と回答。特に、「自身の成長に繋がった」と回答した人が多く36.0%。次いで、「自分の裁量でできる仕事が増えた」(32.6%)、さらに「給与が上がった」(31.4%)と続いた。

  • 管理職へのオファーを承諾した際の不安

    管理職へのオファーを承諾した際の不安

次に、管理職へのオファーを受けた際の心理について尋ねたところ、「職務を全うできる自信が(あまり+まったく)なかった」が51%と、管理職になった女性の約6割が管理職になってよかったと感じているものの、最初から自信があって管理職になっているわけではないよう。

また、オファーを承諾する前には、62.9%が「不安や悩みが(やや)あった」と回答し、特に「部下の育成」や「自身のストレスマネジメントができるか」(ともに41.1%)への不安を抱いている人が多い結果となった。

  • 管理職になると決めたとき、あったらよりよかったもの

    管理職になると決めたとき、あったらよりよかったもの

次に、管理職になると決めた際に後押ししたものを教えてもらったところ、「上司の勧め」(23.8%)、「給与額など待遇面の充実」(22.5%)、「会社からの期待」(17.2%)が上位に。また、管理職になると決めたとき、あったらよりよかったものを聞くと、「公平な評価制度」(27.2%)が最も多く、評価が公平ではないと感じている人が多いことがうかがえた。