朝食のパンに塗るだけでなく、ホットケーキやオムレツなど、ちょっとしたお料理に大活躍のバター! でもバターって、各家庭で使われているタイプも違っていて、バターナイフで削って使っている人がいたり、カットされた個包装のバターを買っている人がいたりと、人それぞれです。
ズボラ主婦の筆者のバター事情はというと……とてもお恥ずかしいですが、勇気を出してお見せします。こちら、筆者の家のバターです。
家族全員にバターが掘られています。パンくずが付いているのも見えるでしょうか。フォークで削られた痕跡もありますし、もはや、誰がどんな使い方をしているか不明のバターです。このままでは、家族以外の人にお出しするなんて、とてもじゃないけどできません。
お料理に使うときも、必要な量だけ取り出すのがとても難しいので困っていました。
そんなお悩みを解決してくれる、バターをきれいにカットする裏技を試してみました。
キッチンにあるものを使ってカットするだけの簡単裏技!
この裏技は200gのバターのかたまりを使います。バターのかたまりを切るときに、包丁にくっついてしまって大変だなと思ったことがありませんか?
この裏技では、キッチンペーパーとオーブンシートを使います。
バターは冷蔵庫から出したばかりの冷たいままでも大丈夫なようです。
筆者はバターを10gずつのかたまりに分けたいので、200gのバターのかたまりをまず縦半分にしてから、10等分ずつカットすることにしました。
まずは、バターを縦に半分に切ります。ここがポイントで、キッチンペーパーに包丁を挟んで切るとよいとのこと。キッチンペーパーは凹凸の模様の加工があるものを使うようにすると良いそうで、筆者も凹凸が付いているものを使いました。
縦半分のところでキッチンペーパーで挟んだ包丁を入れます。
冷たいままのバターは硬いので、キッチンペーパーで挟んだ包丁できれいに切れるのかな? と半信半疑でしたが、きれいにカットすることができました。しかもキッチンペーパーに包まれているので、バターが包丁にくっついてしまうこともなく、包丁もサッと抜けてきれいなまま。
キッチンペーパーを抜くと、きれいな切れ目が出てきました。
そして、10gずつにカットするために、バターの包み紙の目盛りを参考にして、包丁で少しだけ切り込みを入れて10等分の印をつけました。
この時点で「こんなに簡単にバターが切れるなんて!」と感動していましたが、感動はこれだけではありませんでした。
次に大活躍するのが、オーブンシートです!!
まずはオーブンシートを4cm×10cmくらいの大きさにカットします。
筆者のオーブンシートは幅が30cmのものだったので、4cm幅のものを6枚準備して、3等分にカットしました。200gを10gずつに分けたいので、全部で18枚のシートを用意します。
あとはカットしたオーブンシートを包丁の刃先に包んで、目印に沿ってカットするだけ。オーブンシートは残したまま、包丁だけ抜きます。
オーブンシートのおかげで包丁にバターがくっつくこともなく、スムーズに全てカットすることができました!!!!
ここまでの工程で15分ほどの作業でした。オーブンシートを引っ張ると10gにカットされたバターを簡単に取り出すことができます。手も汚れませんし、毎度カットする必要もありません。
こんなにも簡単にバターが小分けにできるなんて、驚きでした! 筆者はこのままにタッパーに入れて冷蔵庫で保存することにしました。
注意点が見つからないくらい簡単にできました!!
包丁の汚れもほとんどないので、洗い物も楽で驚き。お好みの分量でカットする量を調整することもできます。
筆者の家では、朝食にパンに添えてカットしたバターを出したところ、「レストランみたい!!」と子どもたちも大喜びでした。
忙しい朝や調理中にサッと取り出せるバター、皆さんもぜひ試してみてください。