テレビ朝日系ドラマ『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(毎週土曜23:00~)に出演する新たな妖怪のビジュアルが17日、公開された。

  • 左から武田梨奈、安井順平、峯村リエ、六角精児=テレビ朝日提供

同作は、小芝風花演じる気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪が、どん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、助けられながら成敗し、成長していく姿を描いたホラーコメディ。

ドラマはいよいよ21日放送の第7話より最終章に突入。このたび、「絡新婦(ジョロウグモ)」と「山びこ」、そして再登場となる「ヨモツシコメ」のビジュアルが公開された。真っ白い肌に白髪混じりのロングヘア、そして着物姿がどこか妖艶な「絡新婦」の姿を見せているのは、澪を会社に誘いこんだ小暮梢(武田梨奈)。絡新婦といえば、美しい女性に化け、男を操り食べてしまう一方で、惚れた男は命を懸けて守るという伝説の妖怪だが、澪に優しく接していたはずの梢がなぜ絡新婦に。

豚のような耳と鼻をもつ「山びこ」姿になっているのは、澪が書けなくなった呪いの元凶でもあったあの編集長“上様”こと、上竜樹(安井順平)。山へ大声で叫ぶと同じ声で返してくる妖怪だが、一体何を企んでいるのか。

さらに、日本神話の『古事記』でイザナミがイザナギを捕まえるために放った刺客として古来から日本に伝わる鬼女「ヨモツシコメ」を、シーズン1に続き峯村リエが演じる。大阪のおばちゃん風キャラクターで、今回もヒョウ柄満載のファッションは健在だ。プライベートで仲の良い詩子/座敷童子役の池谷のぶえとは、劇中でも大親友という設定で息ぴったりの芝居を見せたが、今回もデュエット披露なるか。

そして、澪の運命を大きく左右する「ラスボス」的存在として登場するのが六角精児演じるマルチメディアクリエイター・黒原光一。澪がノベライズを担当した映画を手掛けるが、そのキャラクターは横柄で梢も上も言いなり。一筋縄ではいかない黒原を前に、澪は絶対絶命のピンチに陥る。