モバイル社会研究所は5月11日、「小中学生のタブレット・パソコンの利用状況」に関する調査結果を発表した。同調査は2021年11月、関東1都6県在住の小学生および中学生とその親500人を対象に、訪問にて実施した。
学校から貸与されたタブレットやパソコンの利用について尋ねた。2020年ではどの学年も10%未満の利用であったのに対し、2021年には半数を超えている。
貸与が開始された時期は、2021年の1学期(4~7月)が多いことがわかった。
家庭で所有するタブレット・パソコンについて聞くと、学校から貸与されたタブレット・パソコンの利用が増えたことに連動して2021年は大きく伸びている。
学校から貸与、家庭での所有を問わず、小中学生のタブレット・パソコンの利用について調査した。どちらかを利用している割合は、どの学年も9割程度まで伸びており、1年で3倍程度増えた計算となる。