コカ・コーラシステムは、ビジネスパートナーとしてX JAPANのYOSHIKIさんとタッグを組み誕生した、新製品「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」を5月16日より全国で発売する。発売に先駆けて行われた新商品「REAL GOLD X/Y」発表会の様子をレポートする。

ロックの高揚感とクラシックの集中力をイメージ

日本コカ・コーラでは、エナジードリンクを「ブーストエナジー」「スパークリングエナジー」「カジュアルエナジー」の3分野に分類、なかでも「リアルゴールド ドラゴンブースト」など頭をシャキッとさせたい時に飲用する「ブーストエナジー」はエナジー市場構成比の約半分を占め、炭酸飲料やコーヒーと並ぶ主要なリフレッシュ飲料として定着しつつあるという。また飲用時の消費者が期待するニーズとして、仕事前や仕事中、趣味を思いきり楽しむ時の「高揚系オケージョン」とデスクワークや勉強中など「集中系オケージョン」の2つが挙げられると説明した。

そのようなニーズを背景に、同社はビジネスパートナーとしてYOSHIKIさんを迎えて「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」を開発、エナジー市場の活性化を狙っていくという。

  • 発表会に登壇した日本コカ・コーラジャパン&コリアオペレーティング ユニット マーケティング本部スパークリングフレイバーズカテゴリー事業本部長 島岡芳和氏(写真左)、YOSHIKIさん(写真右)

「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」には、「誰もが道を切り拓く先駆者であり、 世の中を変える魔法があるとすれば、 それは持続すること。 自分の夢や目標に向かって挑戦し挑戦し続ければ、 いつか必ず道は開ける」というYOSHIKIさんの信念と「自分自身の道を切り拓いてほしい」という次世代への想いが込められているという。

  • 「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」

各商品に配合される成分とコンセプトも発表された。「リアルゴールド X」はカフェイン、アルギニン、ガラナエキスに独自のスパイスミックスエキスを配合。ロックの高揚感にインスパイアされた、強炭酸のはじける刺激が特長だ。「リアルゴールド Y」はカフェイン、アルギニン、テアニンに独自のハーブミックスエキスを配合。クラシックの集中力にインスパイアされたキレのある味わいとのこと。サイズは「リアルゴールド X」が500ml缶、350ml缶、250ml缶、「リアルゴールド Y」は500ml缶のみで展開する。

パッケージ表面にはYOSHIKIさんのイラストが描かれているほか、「"NOTHING IS IMPOSSIBLE."(不可能なものはない)」とプロジェクトと製品に込める想いも記載されている。

  • パッケージ裏面には「"NOTHING IS IMPOSSIBLE."(不可能なものはない)」とメッセージが書かれている

発表会ではYOSHIKIさんも登壇、「やっとここまでこれた、感無量です」と同商品の開発秘話も語られた。

今回ビジネスパートナーとして日本コカ・コーラとタッグを組んだことに対して、「僕の活動拠点であるアメリカでは、アーティストとブランドがパートナーとして組むことも最近始まっていますが、日本では革新的なのかなと。今後のエンターテインメント業界のあらたな道しるべになると思います。今回こういったことができてとても光栄に思っていますし、ワクワク感がありますね」と期待を見せた。

商品のコンセプトについて聞かれ、「僕が"X"と言うとそのままハマっちゃいますが、『リアルゴールド X』はロックの高揚感、『リアルゴールド Y』は……僕は"Y"でもありますが、クラシックの集中力のイメージ。今回各商品をイメージした楽曲も作りました」と15秒ずつのWebムービーも披露した。商品のプロモーションで楽曲が使われることはあっても、テイスティングしながら作曲するのは初めてだという。「実はまだ隠しているけど、この楽曲は発展していく秘密が仕掛けています」。5月16日の発売日にこの謎は解かれるという。

  • X、Yそれぞれの液の色も美しい。集中力の内なる色をイメージしたという

飲んでもらいたいシチュエーションを聞かれると、「『リアルゴールド X』は思い切り遊ぶときや、皆さんドラムを叩くわけじゃないですけど(笑)活発なイメージですね。『リアルゴールド Y』は逆にデスクワークとかで集中するとき、勉強するときに飲んでいただくのがおすすめです」。

  • 「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」のグラスタワーも

発表会の最後には「本日はあくまでスタートで、今後大きな挑戦になっていくと思います。皆さんにも『リアルゴールド X』を手に取っていただき、僕のチャレンジようにそれぞれ挑戦してもらいたいですね。挑戦する方たちの背中を押したいという意味を込めて誕生した商品です」とメッセージを寄せ締めくくった。