お笑いコンビ・ラランドがこのほど、YouTubeチャンネル『ララチューン』の企画で“謝罪会見”を行った。

これは、さらば青春の光とのコラボによる企画で、ニシダが複数女性との同時交際や、個人事務所・レモンジャムの資金横領などを犯したという設定のもと、事務所社長のサーヤとともに登壇。記者席には、芸能レポーターの長谷川まさ子氏や日刊スポーツの芸能記者らが並び、厳しい質問でニシダを追及していくが、別室にいるさらば青春の光から指令を受けるニシダは、謝罪会見とは思えない破天荒な言動を繰り返していく――。

  • 頭を下げて謝罪するラランドのサーヤ(左)とニシダ

大量のフラッシュを浴びて神妙な面持ちで会場に入ってきた2人。まず、サーヤが「このたびは大変お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。弊社のニシダがとった軽率な行動によって、たくさんの方にご迷惑を、ご不快な思いをさせたことを、申し訳なく思っております。大変申し訳ございませんでした」と謝罪する。

続いてニシダが「このたびは私の不祥事で、申し訳…申しあっ、すいません、ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。関係者の方、そして応援してくださったファンの方、全てに謝罪を申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、そろって頭を下げた。

一見、反省の色がうかがえるニシダだったが、頭を下げた後に舌を出すという謎の行動に。早速、記者に指摘されると、「僕だけでした? (サーヤに)一緒に舌出すって言ってなかったっけ?」と相方の段取り忘れを疑い、それを否定されて、「あーじゃあすいません。申し訳ございませんでした」と、ようやく謝罪する不穏な空気だ。

その後も、「社長の監督不行き届きもあると思います。もうちょっと未然に社長が芽を摘んでおくべきだなとは思いました」「僕も被害者です。確認をもう少し取るべきだったな」とサーヤの責任論を強調したり、相手が未成年かを聞かれて「(年齢は)奇数でしたね」とはぐらかしたり、「アンケート無しでドン!って始まる打ち合わせが得意じゃない」と訴えたりと、不可解な言動が目立つニシダ。

さらに、途中で再び謝罪する場面で、まるでサーヤが頭を下げるのを拒否しているかのように後頭部を押さえつけたり、「ファンの方に手を出した?」という質問に“号泣議員”のように耳に手を当てて聞き直したり、「時間の限り質問をお受けします」というサーヤを遮って「これで終わりですね」と何度も締めようとしたりする始末だ。

そんなニシダの態度に、いら立ちを隠せない報道陣とサーヤ。最後は、ニシダがレジェンド芸人に憧れてタップを披露しだし、サーヤに手を引かれて退場していった。

こうして約50分に及ぶ“謝罪会見”は終了。裏で指示を出していたさらば青春の光は「良かったんじゃない?(笑)」(森田哲矢)と満足げだったが、サーヤは「なんかめっちゃ悲しかったです」と、ネタと現実が混同してしまったかのような心境を吐露していた。