アクトインディは4月25日、「いこーよ総研」が実施した家族での海へのおでかけに関するアンケートの調査結果を発表した。調査は4月4日〜11日、小学生以下の子供を持つ478人を対象に行われたもの。
まず、海へ出かけた経験について調査したところ、家族で海に行った事があるのは0歳の子どもを持つ人では6%程度。1歳・2歳は3割、3歳・4歳は5割〜6割、5歳以上は概ね8割以上が海へ出かけた経験がある事が分かった。
海に行った目的については、4歳〜6歳、7歳〜12歳では「海水浴」、3歳以下では「景観」が最多となっている。順位は違うものの、すべての年齢層において「海水浴」「磯遊び」「景観」が上位を占める結果となっている。
海に行ったきっかけについて聞いてみると、未就学児のいる家庭の場合は「配偶者との会話」(47.8%)、小学生のいる家庭では「子供自身との会話」(61.1%)がもっとも多かった。
続いて、家族で海へ出かける際に、誰の意向・意見が強いのかを尋ねてみた。すると、未就学児・小学生による差はほとんどなく、いずれも若干ママの意向が強いものの、概ね「パパ」「ママ」「子供」は2割〜4割の間で均等となっていた。
海へのおでかけ頻度については、未就学児・小学生どちらも、大半が「年に1回以上」の頻度である事が分かった。また、「年に3回以上」訪れているという親子が約2割、「年に2回程度」が2割〜3割という結果に。
海へおでかけする際に重視するポイントについて尋ねると、未就学児・小学生どちらも「混雑具合」「安全性」「駐車場の有無」「自宅からの距離」「清潔感」が特に重要だと考えている人が多く見られている。
今後も海におでかけしたいかどうかについては、未就学児・小学生ともに「積極的に行きたい」(未就学児44.8%、小学生38.9%)、「機会があれば行きたい」(未就学児52.2%、58.4%)を選んだ親子が大半となっている。
一方で、海へ行ったことがないという人に対してその理由について聞いてみた。すると、未就学児に関しては「子どもがまだ小さい」が84.6%となっている。そのほかには、「危険」「混雑している」という理由を選んだ親も2割程度見られた。
最後に、海へ行ったことのない親子に対して上記で選んだハードルがなければ海へ行きたいと思うかどうかについて尋ねてみたところ、未就学児では84%、小学生では64%が「思う」と回答した。