お笑い芸人のバカリズムが19日、YouTubeチャンネル『ナイツ塙の自由時間』に出演。動画「バカリズム登場! 「ピン芸人」の苦悩を語ります【ナイツ塙の笑辞苑】」内で、『R-1グランプリ』(関西テレビ・フジテレビ系)の審査員を務めて“分かったこと”を明かした。

バカリズム

『R-1グランプリ 2022』で初めて同大会の審査員を務めたバカリズム。「これどこにも言ってないんだけどさ」と前置きしつつ、「やってみて分かったんだけど、あそこに座るとネタにすごい集中するじゃん? お客さんの笑いがあんまり入ってこなくない?」と塙に問いかける。

それに対し、『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で審査員を務める塙も「入ってこないです」と同意。さらに、バカリズムが「ウケてるのは分かるんだけど、誰がどれぐらいウケてるのかって分かんない」「完全に自分の規準になるよね」と続けると、「かもしれないですね」「それに左右されても、ワケが分からなくなっちゃうっていうのもあるじゃないですか?」と返答する。

バカリズムは塙のこの意見に深くうなずきながら、「だから逆に良かったっていうか」「そこ意識してたんだけど、始まってみたら意外と順番関係なく見られた」と振り返った。

バカリズムの話が一区切りすると、塙は「『うん』って言いましたけど、『M-1グランプリ』は結構ウケてるの分かります」と訂正。「(笑いの)差が分かる」と伝えると、バカリズムは「(自分は)みんな同じぐらい」に聞こえると言い、「なんなら、前説のジョイマンが一番ウケてた印象」だったと明かし、笑いを誘った。