まもなくやってくるゴールデンウィーク。今年は最大10連休と外出や外食とお出かけもしやすそうだ。回転すしチェーンの「スシロー」では、「ゴールデン・ウィークコラボ祭」を4月20日から開催中。日本全国の名店とコラボした特別なフェア商品を今だけ限定で販売する。
「ゴールデン・ウィークコラボ祭」でコラボするのは全部で4店! 肉の名店や有名パティスリーなどジャンルはさまざま。一つずつ紹介していこう。
肉料理専門店「肉山」から本格派肉すし
まずは、「肉山」とのコラボメニュー。東京・吉祥寺に店舗を構える「肉山」は予約の取れない人気店として人気を呼んでいる。そんな肉山がスシローとコラボして販売するのは4商品。中でも注目は「禁断の肉バーガー」(330円)だ。
ハンバーガー風に、バンズ(パン)を肉に変えてしまったなんとも豪華な一品。ピックや装飾がハンバーガー風なので、写真映えもしてかわいい見た目だが、がっつり肉を味わえる満足メニューだ。たっぷりとかかったソースはデミグラスソースで、肉肉しい味わいをより引き立ててくれている。
そして「背徳のデミステーキ」(330円)は、炭火の香りが漂うまさに焼肉屋さんの味がする肉すし。食べ応えのある牛肩ロースにデミグラスソースをかけてあり、炭の香りが食欲をそそる。炙りたての温かい状態で出てくるので早めに食べることをおすすめしたい。
肉山の定番サイドメニュー「キムチ」を使った「豚キムキング」(165円)と「無限チャンジャ巻」(165円)。キムチが完全に焼肉屋さんで食べるあのキムチの味で、食べた瞬間にハイボールが欲しくなる。しっかりと辛いタイプのキムチなので、お子様というよりも大人向けな味わい。酒のつまみにマジで合う。
こだわり鮮魚「羽田市場」の海鮮丼
続いては「回転寿司 羽田市場」や「海鮮居酒屋 羽田市場」などを展開している「羽田市場」。こだわりの鮮魚を取り扱う店とあって、おいしそうなすしメニューが並んでいた。
スシローでは珍しい「本日の海鮮丼」(748円)、「駿河湾丼」(638円)と丼ものが登場。食べ方が4つのアレンジで楽しめる「本日の海鮮丼」は、この一杯でお腹いっぱいになれるほど、工夫の詰まった丼だ。
まずは新鮮なネタをそのまま一口。そして、濃厚な「黄身醤油」をかけてネタに絡めてもぐもぐ。別皿でついてくる「特製漬けまぐろ」をトッピングしてゴマの香ばしさを味わい、最後はテーブルにあるお茶を注いでひつまぶし風に。
スシローの裏ワザアレンジとして「うなぎ×かけうどんスープ」を組み合わせたひつまぶし風や、「鯛×新・鯛だし塩ラーメンのスープ」を組み合わせた鯛茶漬け風など、自分でカスタマイズするメニューはあったが公式でひつまぶし風が食べられるのは嬉しいところ。すしネタが新鮮でおいしい分、ひつまぶし風のアレンジもぐっとおいしく感じた。
「駿河湾丼」は宝石のようにキラキラ透き通った生しらすと桜えびをたっぷりと味わえる丼。プチプチと弾けるいくらもトッピングされて、一口で思いっきり海の味を楽しめる。
正直なところこの2つの丼は普通に丼としての量があるので、メインはコレ! と決めてから食べるのもよさそう。サラリーマンのランチとしても十分な量だと感じた。
この他にも「駿河湾産しらす軍艦」(110円)、「駿河湾産生桜えび軍艦」(110円)や、「極みいくら」(330円)、「天然ひらめ」(165円)、「北海道産いわし天ぷらにぎり」(110円)など、日本全国の新鮮なネタを多数販売している。
個人的にお気に入りだったのは「北海道産いわしのなめろう」(110円)と「天然うすばはぎ食べ比べ」(165円)。
「北海道産いわしのなめろう」は、お酒が大好きな大人の皆さんなら間違いなくハマる味。信州味噌を絡めたなめろうは濃く奥深い味わいで、ちびちびと味わいたくなる旨さ。2貫で110円という価格でついもう一皿追加したくなるだろう。
そして「天然うすばはぎ食べ比べ」は、一味醤油とポン酢ジュレのそれぞれの味わいで楽しめる一皿。身は淡泊な味だが、噛むほどに旨みがじわ~っと染み渡り上品な味わい、少しピリ辛で引き締まった一味醤油とさわやかなポン酢の2つを味わえるのでお得感もあった。
行列のできる定食店「菱田屋」の油淋鶏
創業100年を超える人気の定食屋さん「菱田屋」からは、サイドメニューで「菱田屋名物! 油淋鶏」(363円)が登場。
唐揚げはニンニクがきいていて、甘酸っぱいタレとの相性は抜群。ブラックペッパーもピリッと感に白葱のシャキシャキ感と味も食感も絶妙で、ビールに合う。
今回のフェアメニュー、お酒の話ばかりしているが、呑みたくなる味の商品がどうも多いので仕方がない。ゴールデンウィークという長期休暇、スシローで呑むのもアリなのではないだろうか。
子どもも喜ぶ空飛ぶえびフライ
さて、大人向けのメニューを紹介してきたが、ファミリーもたくさん来店するスシローはもちろんお子様向けの新メニューも用意している。
滑走路に見立てたシートに載っているのは「空飛ぶジャンボえびフライ」(385円)。お子様が好きそうなたまごとえびフライを合わせたもので、まるで飛行機のようにセッティングされている。
"ジャンボ"とあってえびはかなりのビックサイズ。どーんと大きいえびフライを丸かじりできるなんて、子どもたちも大満足できるに違いない。添えてあるタルタルソースがまろやかでこれまたおいしいので、余ったソースは別のネタに付けてアレンジして食べることもできそうだ。
さて、たっぷりとゴールデンウィークメニューを堪能したところで、最後はデザートへ。こちらも期間限定の「運命の再会。情熱バスクチーズケーキ」(308円)と「宇治抹茶カタラーナ」(198円)をいただいた。
「運命の再会。情熱バスクチーズケーキ」はアンミカさんのポップやCMが店内で流れているのでつい気になってしまうメニュー。スペイン王室御用達パティスリー「マヨルカ」とのコラボ商品で、マヨルカで人気の「バスクチーズケーキ」と「ブリュレアチーズケーキ」が2層になったもので、味わいのことなるチーズケーキを堪能できるスイーツ。「宇治抹茶カタラーナ」は結構"濃い"抹茶カタラーナで、ひんやりとなめらかな抹茶をじっくりと味わえた。
メニューが盛りだくさんすぎて選ぶのも迷ってしまうスシローのゴールデンウィーク。混むことが予想されるので、スシローアプリやLINEなどからできる来店予約をしておくことをおすすめしたい。