俳優の内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長season6』(毎週木曜20:00~)第1話が14日に放送され、Twitterでは「#捜査一課長」が日本トレンド1位、世界トレンド3位にランクインした。

  • 左から斉藤由貴、内藤剛志、本田博太郎=テレビ朝日提供

ノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤)が、警視庁の花形部署で一歩一歩地道な捜査を重ねる姿を描く同作。今年は10周年というメモリアルイヤーを迎える。第1話では、“タイムトラベラー”の異名を持つ大富豪の個人投資家・時岡賢(小手伸也)が殺害され、大岩は亡き娘・春菜と同じ名前の女性の新野はるな(新谷ゆづみ)の関与を疑うことに。

ストーリーが進むにつれ、やがて事件は過去と現在だけではなく、“未来”までもが絡む不可思議な展開に。10年の歴史を誇る刑事ドラマで“タイムリープ”という言葉が飛び交う異例の事態に、SNSでは「刑事ドラマだったよね……!?」「いつからSFに?」と驚きの声が続出。終盤に登場した赤い手すりの階段や、ポスタービジュアルの隕石らしき光が「映画『君の名は。』へのオマージュなのではないか」という指摘も見られた。

中盤には「捜査が難航しているようだな」というおなじみの台詞と共に笹川健志刑事部長(本田博太郎)が登場するも、着用していたのは銀色の全身タイツ。真剣な表情で「昨日から今日にタイムスリップしたようだ」「その証拠に、未来人からもらったこのスーツがある」と語り、物語は混迷を極めていく。

さらに話題となったのが、14年ぶりのドラマ出演で初めて刑事ドラマに挑んだデーモン閣下。閣下は、はるなが勤めるコールセンターのスーパーバイザー・池母(いけぼ)信人を演じたが、「コールセンターのため、服装は自由」という設定のもと、劇中にも見慣れたスタイルで登場し、「いくらなんでもどんな職場」「存在感がすごい」と反響が。

そして視聴者が登場を待ちかねていたのは、絶大な人気を誇る大岩の愛猫・ビビ(黒豆)。大岩宅にやってきた奥野親道(塙宣之/ナイツ)は、子猫を目にし「ビビが若返った!? まさか時空に歪みが……」と、いつもと違うビビ? の様子に驚く。

“大福”こと平井真琴(斉藤由貴)は、タイムリープを主張するはるなに「私、彼女のことが言っていることが嘘だとは思えないんですよね」と話していたが、タイムリープは事実なのか。ビビは本当に若返ったのか。すべての謎は来週21日放送の第2話で明らかになるという。

Twitterでは「#捜査一課長」のほか、「#ホシをあげる」「#笹川刑事部長」「#だと思った」「#デーモン閣下」など関連ワードも続々トレンド入り。視聴率は世帯:10.1% 個人:5.7%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)でスタートを切った今シーズン第1話は、現在TVerとTELASAで配信されている。