東北新社は4月6日、お城情報WEBメディア「城びと」が実施したアンケート結果をもとに「2022年に行きたい!お城ファンの"推し城"20」を発表した。アンケートは2021年11月17日〜2022年1月10日、ユーザー1,032人を対象に行われたもの。

  • 2021年感動したお城! お城ファンの"推し城"20

1位は、「松本城」。北アルプスを背景に、水堀に映る姿もよく映える黒色の天守の美しさに感動する人が多かったそう。「空気が澄んで風もなく、堀には逆さの城が綺麗に映り、感動」「夜の松本城は美しくて感動し、昼の松本城も桜の季節でとても素晴らしかった」などのコメントがあがった。

  • 1位の「松本城」

2位には「姫路城」がランクインした。「どの角度から見ても優美で存在感が凄く本当に素敵だった」など、存在感に圧倒される感想が目立った。3位は「犬山城」。「町も含め風情がある城下町感が好き」といったコメントが見られた。

そのほかにランクインしたお城では、「テレビ放映での修復前の一本石垣で残る戌亥櫓には感動した」(4位・熊本城)、「県内のお城で訪問した最高のお城」(6位・会津若松城)、「SNSで春夏秋冬の写真を見てバーチャル登城を楽しんだ」(11位・五稜郭)、「身近なお城の再発見がテーマになった年だった」(20位・江戸城)などといったコメントも。

コロナ禍で以前のように自由にお城に行くことができない中、映像やSNSでバーチャルに楽しんだり、身近なお城を訪れて楽しむ人が多かった事が分かった。

また、北条氏の城造りに魅せられた人も多数。「小田原城」は前回24位から10位、「山中城」は前回の圏外から12位にランクインしている。「総構えの遺構を探索し、その規模には圧倒されました」(小田原城)、「障子堀の美しさと、そこで作業していた人達の陰の支えに感銘を受けました」(山中城)といった声があがっている。