マイナビが運営する結婚準備情報サイト「マイナビウエディング」は、「パートナーとの新生活に関する調査2022」の結果を3月25日に発表した。同調査は2021年1月~2021年12月の期間、新たにパートナーと同棲・同居を始め、現在もその暮らしを続けている20~39歳までの男女463人を対象に、インターネットにて実施された。

  • 【図1】同棲・同居前後でお金をかけたもの

はじめに、パートナーとの同棲・同居前後でお金をかけたものについて調査。同棲・同居前で最も多かったものは「ファッション」(35.9%)、次いで「外食」(34.6%)、「趣味」(29.8%)と続いた。

一方、同棲・同居後で金額が大幅に増加したものについて聞くと、「ふだんの食事」(38.9%)が10.8pt増となり最多、次いで7.1pt増の「貯金・投資(株など)」(28.5%)が続いた。反対に「ファッション」(12.3%)は23.6pt減、「友人との交際費(飲食を含む)」(5.2%)は18.1pt減となり、自分への出費が大きく減少していることがわかった。

パートナーとの同棲・同居後で、時間をかけたものがどう変化したか尋ねると、「ひとりですごすこと」「親しい友人とすごすこと」が減り、「家事」「家族とすごすこと」の時間が大幅に増加した。

  • 【図2】同棲・同居前後で時間をかけたもの

続いて、現在共同貯金をしているか尋ねたところ、56.8%が「共同貯金をしている」と答えた。

  • 共同貯金について

共同貯金をしている人に毎月の貯金額を聞くと、「20万円以上」(13.7%)が最多に。次いで「1万円~2万円未満」と「3万円~4万円未満」(12.2%)、「2万円~3万円未満」(11.8%)と続いている。

既婚者だけで見ると、毎月の貯金額が「20万円以上」との回答が15.8%、「10万~15万円未満」と「1万~2万円未満」が11.6%で、結婚すると貯金額は大幅に増える傾向があることも明らかとなった。

  • 共同貯金の毎月の貯蓄額

共同貯金の目的について自由回答で答えてもらったところ、「将来的に妊娠出産や老後にお金が必要だと思うから」「子どもの教育資金」「結婚を前提としているので貯めている」などの声が集まった。

また、パートナーとの支出をアプリ管理するのをはじめ、投資信託や保険、銀行預金管理など計画的にお金を貯めている様子がうかがえるとのこと。