アップビートは3月18日、「コンタクトレンズの適正な使用方法と眼疲労」」に関する調査結果を発表した。調査は3月1~2日、眼科医1,006人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「コンタクトレンズのトラブルはここ数年で増加傾向にあると思いますか」と聞くと、「はい」(79.1%)、「いいえ」(20.9%)だった。

また、「コンタクトレンズのトラブルで一番多いもの」を尋ねると、「目の渇き(ドライアイ)」(43.9%)、 「眼球(角膜)に傷がつく」(29.5%)、「コンタクトが外れなくなる」((12.4%)、「ウイルス性の眼の病気」(9.5%)、「眼瞼下垂(まぶたが下がること)」(2.8%)となった。

  • コンタクトレンズのトラブル

そして、「コンタクト利用の際に一番注意すべきポイントはなんですか」と聞くと、「汚れた手で扱わない」(30.7%)、「眼科専門医で定期的に検査を受ける」(30.1%)、「レンズ装用時間をきちんと守る」(24.8%)、「レンズの使用期間をきちんと守る」(10.6%)、「専用のクリーナーなどで正しく手入れする」(3.6%)という結果だった。

  • コンタクト利用の際に一番注意すべきポイントはなんですか

さらに、「眼疲労の原因はどんなものがありますか」と聞いたところ、「長時間にわたる画面の注視」(45.7%)、「度の合わないメガネやコンタクトレンズの使用」(41.5%)、「ドライアイ」(40.7%)となっている。

  • 眼疲労の原因はどんなものがありますか

続けて、「眼疲労の初期症状を教えてください」「眼疲労が進むことで全身にどのような不調が生じますか」と聞くと、それぞれ一番多い回答は「目がかすむ」(46.8%)、「肩こり」(60.6%)だった。

  • 「眼疲労の初期症状を教えてください」「眼疲労が進むことで全身にどのような不調が生じますか

なお、「コンタクトの使用方法と眼疲労(眼精疲労)には相関性がありますか」と質問したところ、「はい」(85.0%)、「いいえ」(15.0%)という結果に。

そして、「眼疲労を低減する方法」を聞くと、「長時間コンタクトレンズを使用しない」(48.5%)、「目薬を適宜さす」(42.6%)、「目元のマッサージをする」(34.8%)、「パソコンやスマホの画面を長時間見ない」(23.8%)、「目元を冷やす・温める」(21.2%)なっている。

  • コンタクトと眼疲労