日産自動車はバーニーズ ニューヨークとコラボレーションし、新型電気自動車(EV)「アリア」を表現するウィンドウディスプレイをバーニーズ ニューヨークの銀座本店、六本木店、横浜店で展示する。自動車メーカーとスペシャリティストアが、なぜコラボするのだろうか。
日産とバーニーズの共通点
日産の担当者によると、バーニーズ ニューヨークとコラボする理由は「サステナビリティとラグジュアリーを両立」している点に共感したからとのこと。業界に先駆けてサステナブルな活動に取り組むデザイナーやアーティストをバックアップする活動を行ってきたバーニーズ ニューヨークの姿勢に、こちらもEVへの取り組みで業界に先駆けた日産がシンパシーを感じたということらしい。
店頭のウィンドウディスプレイはバーニーズ ニューヨークのクリエイティブディレクターである谷口勝彦さんが製作。アリアの「和のディテール」から着想を得たとのことだ。日産は「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」をテーマにアリアをデザイン。例えばフロントのパネル(エンジン車であればグリルの部分)には、日本の伝統的な模様である「組子」のパターンを使っていたりする。
コラボ展示は3月31日まで。期間中にバーニーズ ニューヨークで買い物をすると、日産クロッシング(東京の銀座にある日産の情報発信拠点)でオリジナルマキアートと交換できるドリンクチケットがもらえる。